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ポケカ シティリーグ2021 アディショナルシーズン 第4週 入賞デッキまとめ

【概要】

ポケカ2021シティリーグアディショナルシーズン第4週(2021/4/19-25)の入賞デッキの数についてまとめます.今週は新弾が発売されたため,双璧のファイター環境と白銀のランス漆黒のガイスト環境を分けてまとめました.今後の傾向などを含めた考察も軽く行います.

4/25(日)20時ごろで判明している分をまとめています.

【目的】

・自分が大会に参加するにあたって環境に適したデッキを選択するため.
・環境の傾向を把握するため.
・他にもまとめている方がいらっしゃると思いますが,自分でまとめたほうが自分の印象に残ると思いました.

【まとめるにあたって】

・情報源はTwitterです.
・デッキの分類は大まかです.

 細かく分類したほうが効果は上がりそうですが,作業量が多すぎるうえ分類自体にキリがないためです.ギミックやメタ,ピン刺しカードについても割愛しています.
分類方法は主力のポケモンに準拠しています.
・各マッチングのデータ(勝敗)はまとめていません.
 わかる範囲で調べることは可能ですが,今回まとめているデータは入賞デッキでありそもそもの勝率が非常に高く,データとして意味がないと考えたためです.

【入賞デッキ数 双璧のファイター環境】

今週は3大会分の入賞デッキ数(16デッキ)を以下の表にまとめました.合計数が多いデッキから順に上から並んでいます.

シティ2021_AD_4_表_双璧

れんげきウーラオスとムゲンダイナの内訳は以下の通りです.

補足_双璧

続けてデッキの入賞率を以下の円グラフにまとめました.

シティ2021_AD_4_グラフ_双璧

【入賞デッキ数 白銀のランス漆黒のガイスト環境】

今週は20大会分の入賞デッキ数(109デッキ)を以下の表にまとめました.合計数が多いデッキから順に上から並んでいます.

シティ2021_AD_4_表_白銀漆黒

ムゲンダイナと三神の内訳は以下の通りです.

補足_白銀漆黒

続けてデッキの入賞率を以下の円グラフにまとめました.

シティ2021_AD_4_グラフ_白銀漆黒

【調べてわかったこと】

・バドレックス環境
新弾で登場したバドレックスですが,2種類とも非常に入賞数が多かったです.どちらもカードパワー,デッキパワーが高いのは言うまでもありません.

黒バドレックスは超MMのギミックを入れるか入れないかの2択な一方で,白バドレックスはメロン型,ユキメノコ型に加えて,ビクティニやインテレオンVMAXや三神と組み合わせる型など非常に幅広い構築が印象的でした.また,白バドレックスに入れるスタジアムとしてトキワの森か頂への雪道かでも意見が分かれているように思えました.

・バドレックス環境の影響① ムゲンダイナ増加
発売前に多くのプレイヤーが強いと予想していた黒バドレックスに対して有利なムゲンダイナが増加しました.特に,黒バドレックスの特性を止めることができるガラルマタドガス型の増加が顕著でした.

また,頂への雪道が刺さると思われましたが,混沌のうねりである程度までなら対処できるうえ,そもそも2エネで180ダメージを出せるのでそこまで問題なかったかもしれません.手札事故の時にクロバットで手札を補充できないのは厳しいですが...

少し面白かったのが,ムゲンダイナの増加を見越してか,唐突にガラルサンダーVとオーロラエネルギーをピン刺ししているデッキをちらほら見かけました.特に,ドラパルトに採用するのが流行っているようです.

・バドレックス環境の影響② MMがほぼ絶滅
上記のようにムゲンダイナが増加したことに加えて,頂への雪道が登場したことにより,どちらにも非常に不利なMMが殆どいなくなってしまいました.かろうじて黒バドレックスに弱点を付ける悪MMやトロピカルアワーGXが優秀かつ後述するように炎タイプが減ったことで不利を取りにくくなった草MMが少し入賞していました.

・バドレックス環境の影響③ れんげきウーラオス減少
前環境まであれだけ活躍していたれんげきウーラオスですが,流石に黒バドレックスが多いと握るプレイヤーがそもそもあまりいなかったようです.対策が進み,ムゲンダイナに対しても勝率が下がってきていたので一層厳しいと思います.

・バドレックス環境の影響④ 炎タイプの入賞がほぼゼロ
白バドレックスが活躍することや頂への雪道の影響で混沌のうねりが増えることを見越しての結果
だと思いますが,ここまで炎タイプがいないことも珍しいと感じました.今後,ムゲンダイナや白バドレックスの対策でルカメタやザマゼンタVを採用した鋼タイプのデッキが増登場した場合にまた少し増えるかもしれないと個人的には思っています.

・意外なデッキが多数入賞
新弾環境ならではだと思いますが,今週は本当に入賞したデッキの種類が多かったです.考察する側としては非常に大変ですが,色々なデッキが活躍するのを面白いと感じるプレイヤーも多いのではないでしょうか.

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