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ポケカ シティリーグ2021 シーズン3 第5週 入賞デッキまとめ

【概要】

ポケカ2021シティリーグシーズン3第5週(2021/7/19-25)の入賞デッキの数についてまとめます.今後の傾向などを含めた考察も軽く行います.

7/25(日)19:30ごろで判明している分をまとめています.

※7/25(日)22:30ごろ 3デッキ追加

【まとめるにあたって】

・情報源はTwitterです.
・デッキの分類は大まかです.

 細かく分類したほうが効果は上がりそうですが,作業量が多すぎるうえ分類自体にキリがないためです.ギミックやメタ,ピン刺しカードについても割愛しています.
分類方法は主力のポケモンに準拠しています.
・各マッチングのデータ(勝敗)はまとめていません.
 わかる範囲で調べることは可能ですが,今回まとめているデータは入賞デッキでありそもそもの勝率が非常に高く,データとして意味がないと考えたためです.

【入賞デッキ数】

今週は27大会分の入賞デッキ数(160デッキ)を以下の表にまとめました.合計数が多いデッキから順に上から並んでいます.

シティ2021_3_5_表

続けて,デッキの入賞数を以下の円グラフにまとめました.

シティ2021_3_5_グラフ

【調べてわかったこと】

・JCSの結果を大きく反映した環境に
先週行われたポケカの日本一のプレイヤーを決める大型大会であるJCSの影響を大きく受けていると感じました.

まず,黒バドレックス(ほぼマホイップ型)の入賞数が異次元です.2番目に入賞数が多いれんげきウーラオスに大差をつけて入賞数が多かったです.やはり,JCSで優勝とベスト4に2名入賞したこともあり非常に注目を集めています.

同様の考えで,JCSでベスト8に3名入賞したれんげきウーラオスが次に入賞数が多く,ベスト16に4名入賞した三神ザシアン(今週のシティでは三神ファイヤーも)がほぼ同率3番目に入賞数が多い結果となりました.

JCSで活躍したデッキの入賞数が増加した今週のシティリーグですが,さらに細かく見ていきます.まずは入賞数が多いor増加したデッキから紹介します.

れんげきウーラオス

ヨネダタクヤ選手をはじめとした実力のあるプレイヤーのレシピが公開され,くろおびの枚数が変わったり,回収ネットやキバナを採用するのが当たり前になりつつあります.デッキパワーは現環境で最も高いと言っても過言ではありませんが,やはり黒バドレックスに勝つのは容易ではないようです.

白バドレックス

JCS後に最も増えたデッキタイプその1.スイクンVを潤滑油兼サブアタッカーとするのが当たり前となりました.これにより,元々安定感が高めだった白バドレックスがより盤石になったイメージです.ただ,個人的には「本当にれんげきウーラオスに勝てるのか?」という疑問が残っています.

スイクン

JCS後に最も増えたデッキタイプその2.基本的に,新弾で出た特性いざなうしらべをもつチルタリスを採用しますが,相手を妨害する型とビートダウンに寄せた型のどちらもあるようです.スイクンでドローしながら中打点で殴り,サイドレースもVMAX主軸のデッキよりは有利に運べる点が魅力だと考えています.最近はガラルファイヤーVと2アタッカーにするデッキタイプの登場しているようです.

ムゲンダイナ

黒バドレックスが増加している影響で入賞数が増えていると考えています.新弾による強化はありませんが,デッキパワーは非常に高いので,不利対面のれんげきウーラオスさえどうにかすれば勝てるデッキです.

レックウザ

今週は雷型と炎型の両方が同じくらい入賞していました.れんげきウーラオスに不利を取るものの爆発力が高い雷型と,エネ加速をサポートに頼る分高火力は出しにくいもののレックウザだけで戦っていける炎型,どちらにも勝てるポテンシャルがあるかもしれません.

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JCS後に最も増えたデッキタイプその3.かつては環境の圧倒的トップに君臨するものの,JCS前はマイナーデッキまで落ちた三神ですが,JCSで多くのプレイヤーが選択し,活躍したことで復権しかけています.増加した理由はいくつかありますが,中でも最近三神メタが減ってきていることは大きいと考えています.デッキタイプはザシアン型,ファイヤー型,ドータクンバレット型が主で,これらを組み合わせた型のあるようです.他にもジュラルドンに三神を採用(三神にジュラルドンを採用?)する型もあります.とはいえ,簡単にVMAX系のデッキに勝てるわけではなく,非常に練度が必要なデッキタイプとも考えています.

ダダリン

JCS後に最も増えたデッキタイプその4.JCSで選択したプレイヤーはあまりいなかったようですが,WCS権利をかけた対戦が配信卓に映り(激アツの対戦なので是非)ベスト8に入賞したことで注目を集めました.強みは簡単に後攻を取れる,闘悪超のメジャーな弱点タイプに関係ない点,弱点を突かれない限り極端に不利を取らない点,ジュナイパーで止まらない点,初動の再現性が非常に高い点,れんげきウーラオス等の中打点系を封殺する回復ギミック,強力なGX技,ホラーハウスGXでも止まらない優秀なエネ加速手段,強力なベンチ狙撃手段などが挙げられます.

次に,入賞数が減った(と思われる)デッキを1つ紹介します.

悪MM

JCS直前まで環境のトップメタに君臨していましたが,その結果メタられ過ぎてあまり勝てていない印象です.不利対面の白バドレックス,スイクン,ムゲンダイナが増えたのも向かい風なうえ,デッキ自体の安定感もそこまで高くないと感じています.これらが理由でJCSでもベスト64までには多くいたもののベスト16までに全て負けてしまい,今週のシティでもあまり勝てていないと考えています.

他にもれんげきカラマネロが有名ポケカYouTuberがJCSで使用したことなどもあってか今週の初めは入賞数が多かったものの,週末は数が減っていた(三神増加の影響?)り,ルカメタも週末は入賞数があまり多くありませんでした.

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