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これがほんとの料理のきほん

2020年2月17日に発売となりました「これがほんとの料理のきほん」(成美堂出版)、先日めでたく重版となりました ^ ^
たくさんの方に手に取っていただき、大変うれしゅうございます。

この本は名前のとおり、基本のおかずの本で、掲載のメニューはしょうが焼き、唐揚げ、とんかつ、筑前煮など、誰もがおそらく一度は食べたことがあるのではないかというなじみのある料理をはじめ、おいしいごはんの炊き方、スープのとり方、献立メニュー14日分、下味冷凍、作り置き調味料、野菜の保存方法まで。全200ページ超えのボリューム。
なんと1200円(税抜)という驚きの低価格。(普通なら1800円くらいしますよ。たぶん)

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↑厚さ比較(当社比)ちなみに、チャーハン本は1000円(税抜)、弁当本は1200円(税抜)←同じ値段(爆)

基本とはいえ、よくある全工程の写真付きの親切な「きほんの料理の本」とは少し違い、プロセスカットは大事なポイントだけ。

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ちょっと料理に慣れたひと、いつもなんとなく作ってる方のなぜなにに答えるような感じ。(初心者向けではないです)

章立ても
1、炒め物うまく作れてますか?
2、水切りについて考えたことありますか?
3、肉をいい感じに焼けてますか?

....というように、問いかけから。

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私はごはんの専門家としてよく「精米、炊飯器などの性能は進化しているのに、それを使う人間が立ち止まったまま」、ということを声高らかに言ってますが、料理もしかり。

昔から、「これはこうするべき」という工程も立ち止まって考えて、必要なら残す、不要ならはずす。(食材も進化してますからね)

今のご時世、時短、簡単料理が世の中を席捲。
すっかりその波にのまれている私はこの本のレシピだしのときに、「こうしたほうが美味しいけど時間かかるしなあ」と弱気になることもしばしば。
担当編集のオカムラさんとクボキさんに「この料理、こんな手間かかりますけどいいですかね?」と確認。
お二人から「おいしいが一番です!」といつも励まされ、美味しいファーストでレシピを考えております。

ということで、この本は「無駄と思われる工程をはぶき、その料理が一番おいしくできる最短時間の作業」を心掛けた作りになってます。 

実際、私もずーーっと料理をしていますが、いまだに発見の毎日。
「これがほんとの」というのは少々大げさなタイトルかもしれませんが、ちょっとお料理に慣れた人の読み物としても活用してほしいと思ってます。

もちろん、全レシピ、ごはんにあいますよ~。

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