白井雪
適応障害で飛んだ職場の人にリファレンスチェックを依頼してみた#2
見出し画像

適応障害で飛んだ職場の人にリファレンスチェックを依頼してみた#2

白井雪

#1を読んでない方は 、まずはそちらからお読みください。

ドキドキの依頼……。頼むから快諾してくれ。

AさんとBさんにLINEで連絡します。
ちなみに絵文字多めで、明るい文章で送りました。
Bさんには遅くなったけど退職したことも付け加えて報告しました。
(すでに退職して半年以上経ってる)
まず最初に返信が来たのはBさん。

「別に困ってるならやってあげても良いけど」

相変わらず人当たりが悪いです。
ですがもうやってもらわない手もないので、リファレンスチェックのURLリンクを送りました。
そこからBさんは4日以上返信がありませんでした。
回答してもらっているかいないかは、こちらからは見えないので、進捗状況が分からないまま時間だけが過ぎていきます。

そしてAさん。
なぜか1日以上既読がつきません。

「どうしたんだろう……。私なんか悪いことしたかな」

良くない考えがぐーるぐる。
もやもやしたまま時間だけが過ぎていきます。

Aさん、よかった……!

Aさんからの既読がつかない上に、BさんはリファレンスチェックのURLリンクに既読がついているけど、返信がないという状態にもやもやしまくり。
やっぱり職場飛んだ人にリファレンスチェックなんか無理なんだぁ、と思っていた矢先にAさんから返信が!

「ごめんなさい!! LINEに全く気づきませんでした!! 本当ですよ。私でもよかったら、ぜひ協力させてください」

安堵安堵の涙でした。
そこからAさんにはリファレンスチェックのURLを送ったのですが、すぐにその場で回答してくださったようで、1時間後には「回答完了です」の連絡が来ました。
本当にAさんには、感謝以外の何もありませんでした。
それと同時に、次の職場では絶対に円満に人間関係を構築しようと心に決めました。

Bさん、相変わらず人当たりが悪すぎる

問題はBさん。
締め切りの当日の朝になっても返信がなかったので、あんまり良い返事がこなかったしチェックしてくれないんだろうなと思い、応募企業へ「1人は回答してくれそうにないので、1人だけでお願いします」と連絡をしました。
(快諾してくれています)
そしてBさんへ「お忙しい中、無理な依頼して申し訳ありませんでした。1人分で大丈夫なようなので、回答の依頼は無視してください」とLINEしました。
そうしたら、

「了解。ちなみにもう回答してる」

とのことでした。
いや〜じゃあ連絡しろよ……。
Bさんは前職の職場でかなりの嫌われ者だったので、この人はきっとこのままこの先の人生も生きていくんだろうな、とちょっと哀れんでしまいました。
それと同時に、

「きっとBさんのリファレンスチェックには、良いこと書かれてないんだろうな」

と感じていました。

リファレンスチェックと最終面接の結果

最終面接はAさんの回答後、Bさんの回答を待っている間のタイミングで行われました。
正直、手応えはあまりありませんでした。
そして最終面接から1週間後、内定なら1〜3日以内に連絡が来るので、予感はしていましたが

「不採用」

のメールが届きました。
一次面接が通ったタイミングで、就活時のリクルーターのようなフォロー役の社員が付き、甲斐甲斐しくお世話してくれた割には、あっけない終わり方でした。
そこにはリファレンスチェック回答者へのお礼の一言もありませんでした。

ほろにがリファレンスチェック、その後

何ともほろ苦い結果になったリファレンスチェック(と最終面接)が終わり、AさんとBさんにはお礼を伝えることにしました。
Aさんにはお礼の連絡を入れ、LINEギフトでお礼のギフトを送ろうとしたのですが、

「お礼は本当に何もいらないからね。転職活動が上手くいったらその報告をしてくれたら、嬉しいです」

という温かい言葉をいただきました。
いらないと言っている方に押し付けるのも悪いかと思い、その言葉に甘えて、ギフトは送らないことにしました。
(何処かのタイミングでランチや食事できた時に、プレゼントを送ろうと思っています)

Bさんにはお礼の言葉とともに、Amazonギフト券3000円分をLINEで送りました。

「これは応募先企業から? それだったら受け取るけど」

「いえ、私からのお礼の品です。リファレンスチェック、かなり長くて大変だったと思いますし、お忙しい中時間を割いてくださってありがとうございました」

BさんのLINEは、このメッセージが既読になったまま、返信がくることはありませんでした。
Amazonギフト券も受け取ってくれているのか、こちらでは確認できないので分からず……。

職場を飛んではいけない

当たり前のことを書きましたが、本当に円満退職はするべきだと感じました。
でもすでに飛んでしまった方も、多数いるはず。
どうせこの先の人生2度と会うこともないですし、どうしても行きたい企業からリファレンスチェックの依頼が来たら、元の職場の方に依頼しても良いと思います。
ただあまり結果は期待しない方が良いでしょう。

人間叩けばホコリの1つや2つは出る

リファレンスチェックは何のためにするのでしょうか?
導入企業から直接聞いたことはありませんが、私自身リファレンスチェックを受けて感じたのは、やはり

採用リスクを減らすため

だと感じました。
「信頼の引き継ぎ」だの「強みや弱みのアピール」とか言われていますが、結局リスクに目をつぶってでも、人を採用できるおおらかさのある会社は少ないのだと思います。

SNSでは、人事コンサルたちが「リファレンスチェックをすれば、精神的にリスクのある人間を排除できるので、これからどの企業も導入するべき!」と声高々に叫んでいるのをみました。
精神的にリスクのある人や、そういった経験のある人の意思が完全に無視されているとしか思えませんでした。

誰だって叩けばホコリの1つや2つは出るもの。
企業も分かっていると思うのですが、まだまだ転職にネガティブなイメージを持ち、他人の足を引っ張る傾向にある日本人には、リファレンスチェックは意図しない方向に機能することもありそうです。

リファレンスチェックのせいで、また心の傷が広がったよ

そんなこんなで、リファレンスチェックのない会社から内定をもらえました。
その会社でこれから働く予定です。
ですがリファレンスチェックのせいで、心の傷が広がった感があります。

「やらずに後悔するなら、やって後悔したい」

大切にしている価値観ですが、どうしてもいきたい! レベルの会社でなければ、リファレンスチェックに不安がある人は、選考辞退しても良いと思います。

職場を飛んだ人にとって、前職の人間に連絡を取ることすらものすごいストレスになるはず。
私も転職活動をしていて100社近く受けたのですが、リファレンスチェックが出た会社はこの会社1つのみ。

掃いて捨てるほど会社なんてたくさんあります。
私は無理しなくていいと感じました。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
白井雪
しがない底辺