三権分立の図の矢印が、首相官邸HPだけ、行政による国民の監視になっている

2020/5/14追記
首相官邸の三権分立の図を、過去に遡って確認しました。
お時間があればお読みください。

Twitterの書き込みを見て知ったのだが、三権分立の図の矢印が、首相官邸だけ違う。

司法・立法・行政はそれぞれ国民からの制御が予定されている。
実際に、それぞれの機関が暴走しないように、最高裁判所の国民審査、選挙、世論により、各機関は国民により監視されている。
そのため、三権分立の図は、それぞれの機関に対しては、国民から、監視という矢印が向かっているはずである。

まずが、正しい三権分立の図を、いくつか見てみよう。

1.首相官邸キッズHP 三権分立って何?

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2.衆議院HP 三権分立

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3.参議院キッズHP 国会のしくみと法律ができるまで!

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4.参議院 三権分立と国会の働き

画像5

これらはいずれも、監視の目は「国民→内閣」となっている。

ところが首相官邸のサイトの図は、これと異なっている。
サイトを見てみたところ、2カ所で見つかったので、いずれも見てみよう。

5.首相官邸 内閣制度の概要

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6.首相官邸 II 現行憲法下の内閣制度

画像6

見ていただいたように、首相官邸HPの図だけ、今までの図と異なり、どちらも内閣から国民に矢印が向かっている
矢印の意味は「監視」なので、行政による国民への監視という意味になる。

これは昔から?
それともどこかのタイミングで変わったのか?
日本の政府が何を目指してるのかを考えると、かなり怖い。

2020/5/14追記
首相官邸の三権分立の図を、過去に遡って確認しました。
お時間があればお読みください。


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