白羽瀬 理宇

愛知県在住のフリーライター 二児の母だったり、オタクだったり。育児のことや親子関係、仕…

白羽瀬 理宇

愛知県在住のフリーライター 二児の母だったり、オタクだったり。育児のことや親子関係、仕事を通じて思ったことなど。

最近の記事

学歴戦争から脱落したわが子を愛せるか?

「失敗作な子どもは愛せない」というのは条件付き愛情の最たるもの。でもその根底は、わりと誰の心の中にもあるんじゃないかという話。 条件つき愛情は批判される「中学受験に熱中するのはいいが、学歴戦争から脱落したわが子を愛せるか?」 という言葉がX(Twitter)で流れてきた。 要は、失敗しても次の道を示しつつ子どもを愛していく覚悟が必要だという趣旨のポストだったが「脱落したわが子を愛せるか?」という言葉の強さが反響を呼んでいた。 実際、受験に失敗し、子どもが予想外に「優秀ではな

    • 読書感想文課題図書2021 書きやすさレビュー

      読書感想文講座の講師として数百人の小学生の指導を行った経験から、読書感想文では題材にする本選びが重要だと気づきました。 そこで、2021年度の読書感想文課題図書について、どれが読書感想文として書きやすそうか、読書感想文の課題として使う際のポイントなどを解説してみました。本選びの際の参考にしてみてください。 ※まだ読めてない本もあるので、随時更新します なお書きやすさの目安は下記の記号で表しています ◎:比較的書きやすいと思われる ○:ふつう △:書きにくい可能性が高い ※

      • 「いじめられる側にも問題がある」は間違っている!だけでは、いじめは解決できない

        いじめられる側が問題児だったいじめられる側にも問題があるケースは、実はそこそこ存在してると思っています。なぜなら、他でもない私がそうだったから。 今でもけっして上手とはいえないけど、私は子供の頃は他人との付き合い方が本当に下手くそでした。小学校時代にいじめにあったのは、その「人付き合いの下手さ」が原因だったと思っています。特に小5-6の頃は、自分の中で暗黒時代と位置づけているほど、学校でも酷いいじめにあいましたし、塾でも家でも……どこへ行っても誰とも上手く行かない状態でした。

        • 「親から子への手紙」を書いてみた。

          娘の通う小学校では、2年生の学習内容に「いのちの授業」というのがあります。 自分が生まれてきたときのことや、出産までのストーリーなどを学び、いのちの大切さを学ぶのが目的のようです。そしてその中に出てくるのが「家族からの手紙」。授業の中で保護者が子供に向けて書いたメッセージを読むというものです。(みんなの前で発表とかはしないと思いたい;) 娘の学校からの要求は「自分への愛情を知り、自分が支えられて成長してきたことに感謝の気持ちをもてるようにする。また、自分の良さや可能性を伸ばそ

        学歴戦争から脱落したわが子を愛せるか?

          「アットホームな職場=ブラック」なのか?

          特徴的な単語だけで見分けることはできない求人情報で ・アットホームな職場 ・初心者歓迎 ・やりがいのある仕事 などの言葉が並んでいたらブラック企業と思え。そんな風潮もあるが、果たして本当だろうか? 結論から言うとNOだ。それだけでブラックだと結論づけるのは安易すぎる。 理由として次の3つがあげられる。  ①素人が良かれと思って書いている可能性  ②まぎれもない事実である可能性  ③それらの単語がない=ホワイト ではない 次からは①~③、それぞれの理由について解説していく。

          「アットホームな職場=ブラック」なのか?