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会社との距離感

日本郵便という会社でSNS狩りが始まったと噂された頃、西野亮廣さんのもろもろの著書に出会いました。今日は西野亮廣さんの本というよりかは、西野さんのお話になってしまうかもしれません。

お笑い芸人として一世を風靡し、今やエンタメ界を席捲してるアーティスト。国内最大級のオンラインサロンに私も入ってます。

西野さんの考えを見聞きして一番参考になったのが『会社との距離の取り方』…私も大きな組織に属してますのでインスパイアされた部分は大きい。

端から会社とバチバチにやり合うイメージを持ってたんですがそんなことはない。ちゃんと話し合った上でお互いの立場を尊重し、自分の裁量を明確化する。

そんな西野さんの人物像が見え始めた頃、私はとある事件で日本郵便本社から目をつけられました。

仕事中に写真を撮りブログにアップしてしまったからです。しかも、職場・顔写真・氏名などすべてをさらけ出している。結果『訓告』に相当する処分を受けました。あの話題になった検察官と同じ処分内容。理由は『職務専念義務違反』というヤツです。

それまでならキレてるような私でしたが、総務部長から呼び出しを食らったこのときは穏やかでした。当時の総務部長と『ブログとは?』という所から説明して、ブログについて熱く語り、掲載して良い部分・悪い部分を細かく聞きました。…で、聴取というより雑談みたいになって、その流れで、最後に『始末書を書いて欲しいんだけど』と言われたので断ったら、数ヶ月後に『訓告』をいただく。

いずれ紹介しますがブログ自体は続行してます。掲載可否のボーダーラインを知った分、仕事について処分以前より好き放題の内容です。会社にもばっちり知られています。ただ意外とトラブルは起きてない。

感情的にならず会社のことも尊重し、処分を食らってまでやりたかったことを伝えて続けられている。距離感…大切です。

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