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手のひらサイズの創造力

自分に創造力なんて必要ない。
そう思っている人でも、進化思考が役に立つかもしれない。

『進化思考』の本が出版1周年を記念して開かれたトークイベント進化思考1周年トークイベント ~実践者が語る進化思考の可能性~で登壇されていた、布村SAWAさんがおもしろいことを話されていた。布村さんは、自分の人生を進化思考で振り返ってみたそうだ。進化思考を使うと人生の山あり谷ありを変異と欠失になぞらえて客観視することができるというわけ。

同じことを、会社勤めにつきものの「転勤」で考えてみた。
仕事の場所が変わるから転移。今までの人間関係がリセットされるから欠失、その代わり新たな出会いもあるってことは増殖の要素もあるな。家族と離れて単身赴任するなら欠失分離。本社と支社で立場が変わるなら逆転。適応でいけば人生の予測生態に見直しが必要になるだろう。

転勤をいろいろな角度から眺めてみて、自分の潜在意識がわかるようになると思った。例えば、人間関係が変わるから気が張るんだとか家族と離れたことがいちばん気持ちを沈ませてるんだとか。辛さの原因がわかると、それだけで気が楽にもなる。マイナスのことだけでなく、人付き合いが増える増殖のときに自分は楽しく感じるなんてこともわかるようになってくる。

自分を客観視するツールにもなる進化思考。自分らしさ、がやたらと求められる今。知っておいて損はない。

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