見出し画像

#音遊びの会便り vol.10

シオヤコレクションの支援先
「音遊びの会」のことを綴る #音遊びの会便り
今回でvol.10です!
(vol.9は完全なる告知だったのでnoteには転載していません)

🪕🥁🎺🎹🎷🪇🎻🎸🪈 🪕🥁🎺🎹🎷🪇🎻🎸

こんにちは、音遊びの会です。
いつもシオヤコレクションを通して応援をありがとうございます。

毎年の秋は、音遊びの会も遠方から依頼をいただいて大人数で出かけたり、気合の入った自主公演を企画したりで忙しい時期なのですが、今年はちょっとノンビリ。

とは言え、9月のドキュメンタリー上映会の後、10月は兵庫津ミュージアムの周年事業で美術作家・舞台演出家のやなぎみわさん監修のイベント「兵庫津で踊る!」に出演したり、つむぐ学舎 小束山laboratoryの作品展「おおすがさんとセクシーローズ展」に華を添えたり、長田で自主企画のワークショップ「即興ワークショップ2024」の1回目と、いろいろ楽しみました。

9月の上映会には、シオヤコレクションで会の活動を知って観に来ました、という方もおられました。
午後の「音の行方(2022年公開)」は関西でも何度か機会がありましたが、午前中に上映された「音の城♪音の海(2009年公開)」は初めての方も多数。どんなふうに活動が立ち上がっていったのか、何を変わらず続けてきたのか、面白く観ていただけたのではと思います。
上映の前後には、演奏やトークの時間を設けました。映像の中でほんの子どもだったメンバーが大人になり、それでもずっと変わらず音楽を続けている姿にしみじみ…。アンケートから感想を一つ抜粋します。

〜「上映前の即興演奏、その後の上映会(映画の内容)の中でも印象に残ったことはいろいろあるのですが、上映後、真っ暗闇から明かりがついた瞬間、上映中に一席空けたとなり席で動いていた子(音遊びの会のメンバーの子)が、ベロを出してこっちを向いて「バァッ!」と驚かしてくれたシーンが、なんか印象的でした。すごくフレンドリーでありのまま、即興的・・・なんというか親しみやすいというか、言葉にしてまとめるのが難しいです。が、観にきて良かったです!」

9月の上映会アンケートより

11月のイベントについて

11月は、二つのイベントがあります。
まず、今週末16日(土)は「即興ワークショップ2024」の2回目。私たちの活動拠点から近い「兵庫津ミュージアム」で、誰でも参加できるワークショップを行います。
先月、長田で行った1回目には、子どもから大人、自称素人もミュージシャンもダンサーも、障害がある人もない人も、いろいろな人が参加してくださいました。メンバーと一緒にそれぞれがやりたいように過ごし、あの場にいた人達ならではの時間だったと思います。
音遊びの会の面白さは、一緒にやってこそ分かるのかも!?気軽にご参加どうぞ。詳しくは音遊びの会のWebサイトをご覧ください。

もう一つは、23日(土祝)こちらも活動拠点のすぐ隣り、御崎公園で開かれる「みんなの青空図書館3」。
イベントの開催時間10〜16時の中で数回ずつ、会のブースで飛び入り参加OKのセッションタイムと芝生のパレードを行う予定です。
他に、約500冊の絵の本を自由に読める「絵の本ひろば」や、木製の本箱を作るワークショップなど、たくさんの魅力的なブースあり。一緒に楽しみませんか?

🪕🥁🎺🎹🎷🪇🎻🎸🪈 🪕🥁🎺🎹🎷🪇🎻🎸

音遊びの会

知的障害のある人、音楽家、ダンサー、音楽療法家ら総勢50名による音楽プロジェクトです。2005年の結成から現在まで、月2回のワークショップを継続して行うと共に、障害のあるなしにかかわらず、さまざまな人を対象とした公開ワークショップも開催。また、地元神戸を中心とした自主企画公演、北海道から九州まで日本各地からの依頼による公演を積極的に行っています。2013年にはイギリスに遠征しました。
活動は、知的障害のある人にとって貴重な自己表現の場であり、社会活動の場。楽譜や決まりごとなし、演奏スタイルや表現のジャンルを超えた自由な即興演奏を通じて、これからの音楽や福祉のあり方を模索し、多様な人が共に生きる社会の形を提案したいと考えています。

2021年、2枚組CDアルバム「OTO」発売。2022年、ドキュメンタリー映画「音の行方」公開


シオヤコレクションの売上の一部は
音遊びの会の活動資金に充てられています
みなさまから寄付いただいたお洋服が役立っています

名盤!!音遊びの会の2枚組CD『OTO』
森大生さんの作品ポストカード他グッズも
シオヤコレクションにてご購入いただけます

いいなと思ったら応援しよう!