【設定集】さなぎでいれない私たち

 
 皆さん、こんにちは、こんばんは。今回、今までとご覧いただきありがとうございます。

 今まで長々と物語を書いてきましたが、当然書ききれなかった設定もあり、また拙い文章のため誰が誰だかさっぱり、となっている方も多いかと思います。(私もそうなりました)

 なので今回は、この機会に登場人物、向日高校の紹介をしようかと思います!

・瀬戸内瑞穂
・尾張清武
・賀屋隼人
・美裏凌
・権田瑠偉 
・藤村杏莉 
・白鳥透薫 の順で紹介しますので、どうでもいいキャラ、登場しておらずネタバレの予感のするキャラは飛ばしちゃってくださいね

【瀬戸内 瑞穂】せとうち みずほ
(3年4組 20番 吹奏楽部 学級委員)

 真面目で少し小心者の女の子。賀屋とは中学からの同級生。運動は苦手、今までずっと文化部所属。
 怒られることが苦手なゆえ、言われたことは徹底する性格。それゆえにしっかり者と思われ、そのお堅いイメージを崩せず困っている。
 尾張のことは気になるが、恋をしたことがないのでこの気持ちがなんなのかはわかっていない。
 藤村杏莉が唯一の親密な友人で、できれば他の人の元へ行って欲しくないと思っている。

【尾張清武】おわり きよたけ
(3年4組 13番 陸上部 長距離 学級委員)

 頭脳明晰、運動神経抜群、真面目で紳士的と、非の打ちどころのない人物。緘黙で努力家。陸上の長距離選手で、インターハイ常連。
 しかし家が貧乏ゆえ大学には進学しない。
 賀屋、美裏とは高校からの友人で、賀屋とはマブダチ、美裏とはあだ名や名前で呼び合う仲。
 ただし交友関係は広くなく、深く狭くがモットー。

【賀屋隼人】かや はやと
(3年4組 14番 サッカー部部長)

 軽い感じの人当たりの良いお調子者。瀬戸内とは同じ中学。
 いじられキャラだがそれなりに賢くモテる。実は努力家で、他人を責めるよりかはその非をもカバーできるように立ち回ろうとする人格者。尾張、美裏とは友人。
 将来は起業、社長となり地元の活性化に一役買おうと思っている。


【美裏凌】みうら りょう
(3年1組 35番 陸上部長距離 学級委員)

 絶世の美青年。そしておそらく天然の女たらし。少し変わり者で飾らない性格、考えが読めない人物。未だガラケー。
 県で尾張の次に早い長距離選手。中学までは他県におり、400メートルの選手だったが向日高校の陸上部のコーチに声をかけられ下宿中。
 尾張、賀屋、瀬戸内とは友人。白鳥とは同じ中学であったそうだが、あまり仲良く会話をすることはなく、自分の考えを読まれそうだと嫌悪感をも抱いている。

【権田瑠偉】ごんだ るい
(3年4組 16番 硬式テニス部 体育委員)

 お調子者で目立ちたがり屋。若干ヤンキー。
彼女がすぐ変わることで有名、一部からは日替わりメニューと呼ばれている。
 少々反抗的で、威圧的。賀屋とは仲が良いが尾張とは普通。
 頭はあまり良くないが、自称やればできるタイプ。

【藤村杏莉】ふじむら あんり
(3年4組 32番 バスケ部)

 瀬戸内の友達、賀屋のことが好き。キャピキャピ系。少し我儘だが、それでも楽しく過ごせる人間関係を構築しているカースト上位層。
 

【白鳥透薫】しらとり とうか
(3年4組 18番 保健委員)

 美裏と同じ中学の陸上部のマネージャー。類い稀な容姿と、少し人を見下したような態度から女子に嫌われている。一人でいるのが苦でないタイプ。
 人を見透かすような目をしていて、故に美裏や瀬戸内からは警戒されている。


【市立向日高校(こうじつこうこう)】
 6年ほど前に市が地域活性化のため力を注いで作った進学校。偏差値62〜67。普通科のみ。
 文武両道を掲げ、部活動の強い生徒を集め多くの大会で成果を出している。ここ最近は全員が大学に進学しており、地元では有名。
 文化祭である向日葵祭は地域密着型のイベントであり、そのほかにも稲刈りの手伝いなどのチャリティイベント、アメリカの高校との交換留学を行う。
 グラウンドは500メートルトラックが作れるほど広く、駅からは遠く田舎だが倍率は高い。
 体育行事に気合いを入れがちだが、勤勉な生徒が多く、学業もそこそこ。制服は男子が学ラン、女子が紺のスカートにダブルのベスト、ブレザージャケットで、オシャレでは…ない。


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