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Twitterへのファンレター

最近、twitterのアカウントを消した。

今から2年ほど前。
わたしは筋トレに目覚めて、同じような趣向の人をフォローしてみたり、自分も身体の変化などをアップするようになった。


すると面白いようにフォロワーが増えた。
いいね!の数もメキメキ増える。
単純にうれしい。
「あれ、わたしってインフルエンサー?」なんて調子に乗ったことを考えたりもして。

気づくと、わたしはすっかりtwitter上での交流に夢中になっていた。
おかげで痩せることもできたし、たくさんのことを教えてもらえた。
そう、ぜんぶtwitterのおかげなのだ。

つくづく面白い世の中だと思う。
身近な人に筋トレやケトジェニック(※食事法)の話をしても、あいまいな笑いをされるだけなのだが、SNSでは不特定多数の人と交流できる。つまり、かなりニッチな話をしても、共感してくれる人がいるのだ。
これがどれほど心強かったことか。

昨年、わたしは憧れのギリシャの地で挙式とハネムーンを満喫し、国内でも小さなパーティーを開いた。
このとき曲がりなりにも、希望のドレスをそれなりに着こなせたのは、やっぱりtwitterのあのアカウントがあってこそだった。


そして、今。
わたしはジムをやめて、グラム単位で食事管理することもやめた。
これは別に、身体づくりに飽きたのではない。
ひととおり、やりたいことをやり尽くしたのだ。そして、残りのまだまだ長い人生で続けていける、日常生活に溶け込む程度の工夫や努力をしていこうと考えるようになった。

すると、今までパラダイスだったアカウントに対する考えが変わってきた。
「あれ、なんか違う」
そんな折、こんまりメソッドによるお片付けを5年越しでほぼ遂行!(まだ思い出品が残っているのだけど・・・)
すると気づいたら、わたしはアカウントを削除していた。

近藤麻理恵さんの言葉を借りれば、あのアカウントは「お役目終了」になったのだと思う。
そして消したときは、twitterというもの自体がもう必要ないかと思ったのだけど、数日経ってみたらやはり必要だと気づいて、再びアカウントを作成した。

今の興味は、zero wasteだったりsustainability, SDGsという言葉で表される事柄だ。
こう書きながら気づいたのだが、関心の方向性が内から外へ向いてきたのがとても面白い。(もちろん、環境への取り組みは自分にも還ってくる話だけど。)わたしもちょっとは人として成長しているのかも。

これに関しては、筋トレ以上にリアルではハードルが高い。
エコへの取り組みは広がりつつあるけれど、正直、今の日本国内での認識は幼稚園生レベルかそれ以下。
エコバックを持参することすら、周囲では「メンドくさいけど、来月からお金取られちゃうからやらなきゃなー」という雰囲気だ。
「そのバックは、なるべくコットンなどの天然素材で、マイクロプラスチックは出さないようにしたいよね!!」なんて本当は誰かと分かち合いたいんだけど、正直むずかしい。

それでもやっぱり、twitterではこうした取り組みに、わたしなんか比にならないくらい力を注いで発信している方がたくさんいる
本当にすごいなと、心から思う。
Two Trees という環境へ配慮した製品を豊富に提供してくれているネットショップもtwitterをやっていたから出会えた。
https://twotrees.stores.jp

本当にtwitterさまさまである。
あの青い鳥に足を向けて寝られない。
そして、新たにしたアカウントで起こるであろう出会いや学びにわくわくが止まらない。


2020.6.21  shiori🌸



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