「忙しい=文章を書けなくなるのか?」1ヶ月の検証実験の結果
私は1ヶ月前に「忙しいときは、必ず文章を書けなくなるのか?検証実験」というnoteを書きました。
7月末から8月末までの1ヶ月間は繁忙期だったのですが…ようやく無事に終わりました!よかった~!
結論から言うと、忙しくても文章は書けました。体調を崩しかけて1日だけ毎日更新を休ませてもらったりすることはありましたが、基本的には毎日更新できました。
「時間をかければいい文章が書ける」ってわけでもないんだなぁと思います。
「忙しいときに毎日更新なんて不可能」と思った背景
私はWEBマガジンで月1本ペースでコラムを書いています。もう3年目ですが、過去2年間は「7、8月は忙しくて、文章を書けなくなる」ということを伝えてペースダウンさせてもらっていました。
忙しくなる前に書き貯めをしておいたり、お盆の夏休み期間に書いたりはしていましたが「繁忙期にはあまり頭が働かなくなるから、コラムが書けなくなる」と思っていたんです。その前提を疑ったこともありませんでした。
ただ、今年は毎日更新を始めてしまっていました。どう考えても7、8月は鬼門。「月1本のコラムさえキツイのに、毎日更新なんて不可能なんじゃないか…?」と心配をしていました。
1ヶ月間を振り返ると「忙しいときに、苦手なこと」と「忙しさにはあまり関係がないこと」があった気がします。
忙しいときには、他の人の文章を読むのが苦手になる
予想とちがったのが「書く」ことよりも「読む」ことができなくなりました。7月前半くらいは色々な方のnoteを読んでスキをつけたりしていましたが、忙しくなった途端にできなくなりました。
新しくフォローをしてくれた方のページもあまり見に行けていません…。
自分からフォローしている方のnoteも読み切れないこともしばしば…。読んでも頭に入ってきづらくなり、せっかちになって冒頭の3行くらい読んで閉じちゃうこともありました。心に余裕がない感じ。
自分のnoteに関しては、全体的に「このくらいなら、投稿してもいいかな」のハードルを下げました。やっぱり時間ないと納得いかなくても上げざるをえません。
何かしら読む人に有益な情報だったり、感動した瞬間のおすそわけなどのプレゼントを渡したいとは思っているのですが、それができなくなって「ただの独り言じゃん…」って日もたくさんありました。
忙しくても「感じたことを伝える」文章は書ける
考察とか、「読みに来てくれる方は何を読みたいかな?」と考えてから書く、みたいなのは苦手になるのですが「感じたことを、そのまま書く」はできました。
書けないわけじゃなくて、書ける内容が変わります。
意外なことに、今までのnoteの中で一番読まれているのは、めっちゃ忙しいときに書いたnoteです。たくさん時間をかけたというよりは、感じていることを勢いで書ききったものです。
むしろ、これは時間がないからこそ書けたnoteだったかも。時間があるときだと考えすぎて、勢いが失われてしまったかもしれません。
まとめ 忙しいとバランスをとれなくなるけれど、尖ったところは余計に際立つのかも
時間があるときはじっくり考えていくし修正もするから、仕上がりがわりと均一な感じにしやすいです。
時間がないときは、出たとこ勝負なので成功するときと失敗するときの差が出てきます。
でも、案外「考えすぎない」がゆえに、シンプルで力強くなったりするのかも。素材がよければ、味付けは塩だけで十分美味しい、みたいなものか?
検証結果は「忙しくても、文章は書ける。けれど、内容は変わる。」という至ってふつうの内容になりました。笑
でも、自分でやってみると「そりゃ、そうだよなー」と納得します。
「忙しい中で文章を書き続けるなんて、絶対無理」というのは、思い込みだったかもしれません。もちろん、忙しさのレベルにもよるのでしょうが、私は大変なときもあっても、なんとか書き続けられました。
ただし、「忙しくても文章は書けるけれど、熟考はできないから感じたことをそのまま書くことになる」になりました。そんな感じですー。
ちなみに…このイラストは自分で描いたもの。実はお絵かきも大好きなんです。今までに描き貯めたのがいくつかあるので、ちょこっとみんなのフォトギャラリーに恩返しとして投稿していきたいなーと思います。
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