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「ライターの価値を上げる」ってどうゆうこと?

嶋津亮太さんから「ライターの価値を上げる」というnoteをプレゼントしていただきました!

今回は「ライターの価値を上げる」の感想のnoteです。※少々有料部分のネタバレになる内容がありますが、ご本人の許可を得てから公開しています。

大きく分けて、二つのお話があると感じました。一つ目は、メインでもある「ライターの価値を上げる」ために相手に価値を与えて、かつ、「価値がある」ということを伝える力が必要だというお話。二つ目は、「個人とコミュニティ」のお話です。

前提として、私の状況の説明をさせていただきます。私は副業でライターとして活動をして丸三年が経ちました。ライターは法人に所属して、仕事をもらっています。報酬は高くありませんが、比較的「相手に価値を与える」文章を求められて、育ててもらえている環境ではあります。

そのため、「相手に価値を与える」文章は、日々目指しているところです。ただ「価値があるということを伝える」ことに関しては、完全に上司に任せきりです。本当、耳が痛いの一言でした。(これは、以前の嶋津さんの「書くことを仕事にした人へ」でもありました)。

これまでは「苦手だから仕方ない。まずは、書く力をつけよう。」という想いと、ジリジリとした「このままではマズイ」という焦りの中で揺れていました。

後半の「個人」であり「コミュニティ」であるという生き方に関しては、最近のnoteのイベントで聞いたときは「わかるような、わからないような…」と感じていたので、テキストで読んで初めて「そういうことか」と納得しました。

不思議な流れです。これまでは「一人で全部をやるのは効率が悪いから、みんなで分業しよう」となって会社ができたはずです。構想を考える人、手を動かし作る人、広める人、売る人、接客する人…細分化して、専門職化していった流れの揺り戻しが起きているのでしょうか。

そうなると、ライターはますます二極化していきそうです。付加価値をつけて個人で色々できる、チームでも組める人の元へ仕事が集中し、他の人のところへは仕事が来ない。

今もそうなっているのでしょうが、より加速化していきそうです。これはふみぐら社さんが危機感を覚えてサークルを立ち上げられた経緯のお話にも共通しています。

さて、困りました。私みたいな「営業ができないから、他の人に頼んでいる」ライターは立ち行かなくなります。趣味で楽しむのもいいのですが、仕事だからこそ会える人たち、聞ける話、できることもあります。これを失うのはあまりにも惜しいです。

きっと、シンプルな話で「報酬をもらえなくても、やってみよう」ってことなのかなと感じました。noteは練習をする場所として、とても向いています。ここで練習をするのが、今はいいのかなと思いました。

それと並行して、外にいる「文章は苦手だから、できれば他の人に頼みたい」という人たちから仕事をもらうことも挑戦する。

苦手な分野なので少し憂鬱ですが、きっと楽しくなります。今、自分で企画も立ち上げましたし、勝手にイベントレポートやインタビュー記事も載せています。それを、これからも続けていきます。

嶋津さんのnoteを読んで「そろそろ安全な場所で練習をするだけでなく、外に仕事を取りに行ってみたら?」と言われた気がしました。

ありがとうございました。

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