小山 志織(ライター)
独身アラサーが3泊4日スマホなしで北海道を旅したエッセイです。全14回。※2022/02/06 改題しました。
エッセイストになりたくて、原稿用紙n枚を想定して執筆中。旅で見たもの、得たもの、感じたことなどを綴っています。エッセイやコラムのお仕事募集中です(web/紙)。
自称インタビューが苦手な小山がもっと上手くなりたくて始めた100人インタビュー。20分一本勝負。500〜600字で執筆。ボランティアイーの協力のもと、皆さんと一緒に作り上げていくマガジンです。
旅するライター&エッセイスト 小山 志織(こやま しおり) グラレコはにしちかさん(@NShinochika)に描いていただきました! 自己紹介1990年生まれ。和歌山県在住。 京都の大学にて国際関係学を学ぶ。第二外国語のスペイン語にハマり、スペインに3回と中南米に2回旅をする。現在のモットーは「住むように旅をする」。 地方の可能性を信じて新卒からUターン就職。現在はフリーライターとして自分の好きなこと(旅)・できること(書くこと)・人の役に立つこと(地域)を掛け合
心の調子が不安定な日々が続く。涙が出たり、誰もいない部屋でわんわん泣いたり、15時間近く眠ったり、内省と自己否定と希死観念を詰め込んだ非常に暗い日記を書いたり、いわゆる鬱状態が3月頃から続いている。4月は特に状況がひどく、いよいよ精神科に行こうと思ったが、予約を取る勇気も気力も湧かなかった。 4月のある日、お金を払ってでもプロのカウンセリングを受けて気持ちが楽になるなら受けたいと思い、深夜0時にオンラインカウンセリングなるものを探して予約した。サイトを見るとあらゆる先生が在
2022年上半期に読了した本を振り返ると14冊ありました。だいたい1ヶ月に2冊ペース。読むスピードは早くも遅くもないタイプだと思います。1年間で100冊とか読む人を見ると純粋にすごいなと思います。 私は寝る前と旅行の移動中に本を読むことが多いです。特に寝る前に読むことが多く、夜のルーティンに組み込んでいます。 「読まなければ」というよりも本が好きなので「読みたいから読む」というスタイルとペース、選書ですが1冊ずつ感想を書きました。 気になる本があればぜひお手に取ってみて
縦書き原稿 横書き原稿眠れない夜が続く。「心配で夜も眠れない」という慣用句があるが、まさか例えでなく本当に眠れなくなる日が来るとは思っていなかった。 私はもともと入眠が早く、長時間眠るタイプだった。いわゆるロングスリーパーというやつだ。ちょっと疲れると電車やデスクでも眠ってしまうほど、のび太なみにいつでもどこでも寝られた 休日は10時間くらい寝ることもよくあるし、憂鬱で本当に何もしたくない日は12時間以上(1日の半分以上)寝ることだってある。忙しくて寝るのが遅くなった日
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約1ヶ月間の石垣島ワーケーション。雑感、エッセイ、インタビュー記事など。
5泊6日の奈良斑鳩ワーケーション
noteのおすすめに上がっていたので、フリーランスでnoteコンサルタントなどをされているみずのけいすけさんのこちらの記事を読ませていただきました。 爲末大さんのツイートを元に自分の取扱説明書を作ってみたらスッキリしたというお話です。 これ、爲末大さんの元のツリーを読んで初めて「スッキリした」の意味が分かりました。 ここは端折らず説明部分を全部引用させていただきます。 特にこの部分に納得しました。 ただ単に「自分の快不快だけを前提に作られた取説」だったらそんなにスッキリ
自分をゆるせない日が続く。何を以て「ゆるす箱」と「ゆるさない箱」に仕分けしているのか自分でも曖昧なのだが、この曖昧なものたちをすべて「ゆるさない箱」に入れているからしんどいのだと思う。じゃんけんで言うと「あいこは負けとします」と同じこと。確率3分の2で負けるのは確かにしんどい。 4月上旬から体と心の不調が続く。もっと言うと前の月、その前の月からも不調の根っこは成長し続けていたのだが、4月についにガタがきた。何かを意欲的にしようと思うと悲しくなったりつらくなったり、布団から出
旅ライターの小山が参考にした本やサービスをご紹介します。 ライティング参考書旅エッセイから学ぶ自分の強みの見つけ方マルチな才能を活かして働く少ないお金で楽しく暮らす旅ノートにおすすめ!コクヨのA4リングノート旅がしやすくなるサービス(宿泊・居住など)★HafH 全国1000以上の施設・月額2,980円から宿サブスク。 もしよろしければ!以下の招待リンクから登録していただくと、私もあなたもコインがもらえるキャンペーンやってます! ★ADDress 月額4.4万円(税込)か
スマホを捨てよ、旅に出よう。 〜独身アラサー3泊4日スマホなし北海道の旅〜 5ページ(1,680字)あります。後半にweb用横書き原稿もあるので目次からお好きな方をどうぞ。 縦書き原稿 横書き原稿 美幌峠を後にし、宿に戻って朝食をとる。朝食もオーナーの手作りで、「実家のちょっと豪華な朝ごはん」という感じがした。 チェックアウトして釧路空港に向かう道中、北海道独特の長くてまっすぐな道とももうすぐお別れか、としみじみ思った。市街地に入るとこういう風景は見られなくなる。
スマホを捨てよ、旅に出よう。 〜独身アラサー3泊4日スマホなし北海道の旅〜 5ページ(1,490字)あります。後半にweb用横書き原稿もあるので目次からお好きな方をどうぞ。 縦書き原稿 美幌峠展望台 霧が深いのでもやっとしか見えなかった朝日。これはこれで綺麗。 霧が深い美幌峠 横書き原稿 翌朝、雲海を見るため朝5時に起きた。昨日のオーナーの説明で雲海を見れるスポットがいくつかあることを知った。 料金を支払ってオーナーに雲海ツアーをしてもらうオプションもあったが、
スマホを捨てよ、旅に出よう。 〜独身アラサー3泊4日スマホなし北海道の旅〜 6ページ(2,273字)あります。後半にweb用横書き原稿もあるので目次からお好きな方をどうぞ。 縦書き原稿 私が選んだ下段のベッド(この背後にロフトがある) 「夕飯ですよー」の食卓 2階から見た広々としたリビング 横書き原稿 摩周湖でたっぷり自然のエネルギーをチャージし神聖な気持ちになったところで、最後の宿「屈斜路(くっしゃろ)原野ユースホステル」に向かう。 今回はひとりでのんびりちょ
スマホを捨てよ、旅に出よう。 〜独身アラサー3泊4日スマホなし北海道の旅〜 5ページ(1,717字)あります。後半にweb用横書き原稿もあるので目次からお好きな方をどうぞ。 縦書き原稿 カムイシュ島(中央左)とカムイヌプリ(右) 横書き原稿 思わぬ歓待を受けた阿寒湖を後にして、3日目は摩周湖に向かう。約63キロ、車で一時間半ほどの道のりをレンタカーでひた走る。 摩周湖の西側には第一展望台と第三展望台があり、両方に立ち寄った。どちらの展望台も山の上から摩周湖を見下ろす
スマホを捨てよ、旅に出よう。 〜独身アラサー3泊4日スマホなし北海道の旅〜 6ページ(2205字)あります。後半にweb用横書き原稿もあるので目次からお好きな方をどうぞ。 縦書き原稿 アイヌコタンの入口 横書き原稿 今回の北海道旅は「ひとり」に重きを置いていたので人との交流はそんなに積極的にするつもりではなかったが、非常に人情に篤い時間を過ごした夜が1日だけある。 時は少し遡り1日目の夜、ホテル近くのアイヌコタン(アイヌ村)の食堂で行者(ぎょうじゃ)ニンニクラーメ
スマホを捨てよ、旅に出よう。 〜独身アラサー3泊4日スマホなし北海道の旅〜 5ページ(1662字)あります。後半にweb用横書き原稿もあるので目次からお好きな方をどうぞ。 縦書き原稿 湖と山が美しい 完全じゃない紅葉も美しい 色づいてる葉っぱもきれい ※写真は翌日撮ったものです。 横書き原稿 朝、目が覚めて窓の方を見やると、紅葉した木々と阿寒湖の素晴らしい景色が見えた。 昨夜は暗くて阿寒湖を見ることができなかったが、朝一番にこの景色を見られるのは贅沢だった。
スマホを捨てよ、旅に出よう。 〜独身アラサー3泊4日スマホなし北海道の旅〜 5ページ(1692字)あります。後半にweb用横書き原稿もあるので目次からお好きな方をどうぞ。 縦書き原稿 宿泊した部屋 鍵についた木彫りのフクロウ 横書き原稿 シカの激突に怯えながら、日が沈みきる前になんとか宿に到着した。今回2泊するのは「あかん遊久の里鶴雅(ゆくのさとつるが)」。 阿寒湖のすぐ近くで、アイヌの人たちの店やシアター(舞台)が軒を連ねる「アイヌコタン」が目の前にある。 ロ
スマホを捨てよ、旅に出よう。 〜独身アラサー3泊4日スマホなし北海道の旅〜 5ページ(1871字)あります。後半にweb用横書き原稿もあるので目次からお好きな方をどうぞ。 縦書き原稿 本当にあった標識 横書き原稿 旅をする時、私は本来電車やバスに揺られながら体を「運んでもらう」のが好きなのだが、今回は釧路湿原→阿寒湖→摩周湖→屈斜路湖を4日間で周る予定だったのでレンタカーを借りた。 北海道は広すぎて電車やバスの本数は多くない(なんと1日1本だったりする)し、そもそも
スマホを捨てよ、旅に出よう。 〜独身アラサー3泊4日スマホなし北海道の旅〜 5ページ(1822字)あります。後半にweb用横書き原稿もあるので目次からお好きな方をどうぞ。 縦書き原稿 釧路湿原の木の遊歩道(フォトACより) 横書き原稿 釧路空港を出てまずはじめに目指したのが釧路湿原である。事前調査で分かっていたことだが、釧路湿原はかなり広い。 てっきり展望台なる場所が1ヶ所あって、そこを訪れれば釧路湿原を一望できるのだと思っていたが甘かった。 釧路湿原は展望台が3