恋のマジック2

✨夏休み✨

夏休みに入り快斗は部活のバスケの練習があって毎日出かけていた。その間澪は図書館で宿題をしながら快斗の練習が終わるのを待っていた
夕方快斗が迎えに来て部活の話や友達の事を話ながら
肩を並べて歩いた。
「澪日曜日プール行こうよ。ホテルのプールの招待券もらったんだ。澪と行きなさいって」「ホント?嬉しい」「しかも夕食のディナー付きだよ」瞳を輝かせて話す快斗が可愛い。
「めちゃくちゃ凄いじゃない?」「行く?」「行きたい。連れて行ってください」「もちろんだよ」快斗は嬉しそうに言った。
快斗の部活の練習の無いときはふたりはショッピングに行ったり、映画を見に行ったり楽しい夏休みを満喫していた。「名探偵コナン」が大好きなふたりは同じ映画を2回見た。
快斗は名前が同じ怪盗キッドが好きで髪型もキッドみたいにしている。
「面白かったね澪」「うんキッドカッコよかった」
「オレとどっちが良かった?」無気になって聞く快斗の頬を両手で挟んで澪は言った。「あなたに決まってるでしょおバカさん」
「澪…ありがとう」「ふふっ快斗可愛い」「茶化すなよ」映画を観たあとはマクドナルド食べて帰宅。
そして待ちに待ったディズニーランド行き。
快斗の両親、兄、との4人と澪の両親弟との4人でディズニーランドへ出かけた。ディズニーリゾートでは夏らしいびしょ濡れになって楽しめるプログラムや楽しい遊びがいっぱい。
ホテルに荷物を置いて大人と子供に分かれて行動。
快斗の兄湊斗は澪と同級生で澪の弟、雫は澪より2つ下。4人は仲良しで何処かへ行くときは一緒に出かけたりする。快斗と澪が付き合っていることも二人には報告済み。湊斗と雫は相談して二人を同室にすることにした。「せっかくのディズニーランドなんだから二人で過ごしたいだろ?」湊斗が雫と顔を見合わせてそう言った。「ありがとう湊斗、雫」「ありがとう」
二人も嬉しそうに笑った。
夕方まではいろんな乗り物に乗ったりパレード見たり
ディズニーを満喫した4人は家族で食事をしてそれぞれの部屋へ戻った。

✨初めての夜✨

湊斗と雫が部屋を代わってくれて快斗と澪は同室になった。ちょっとテレながら荷物を片付ける二人。
先に澪がシャワーをして後から快斗がシャワーをした。窓からディズニーランドの夜景を見ながら二人は話をした。
「来て良かったね澪」
「うん。凄く楽しかった。快斗と来れて嬉しい」
恥ずかしそうにそう言う澪を抱きしめて何度もKissを繰り返す。
そして快斗は澪をベッドに横たわらせて重なり抱擁する。Kissをしながらパジャマのボタンを外すと澪の透き通るように白い肌に愛撫をする。片手をしっかり恋人繋ぎして快斗に身を任せる澪。快斗の唇と舌が澪の肌を滑ってゆく。
甘い声で快感に喘ぎ快斗の手を強く握りしめる澪。
「カイト…あっどうしよう」「どうした?」「感じちゃう…堪らない…カイト」「うふっ可愛い澪、大丈夫だよ、ちゃんと勉強してきたから俺に任せて、声出していいからね」澪は快斗の言葉に頷いた。ゆっくりと澪が辛くないように
全身を快斗の愛で埋め尽くされる。そしてゆっくりと澪の中へ彼が入ってきて
はちきれそうな想いが澪の中で暴れた。「はぁっ…カイト…あっ…やっ壊れちゃう…」「ふふっ大丈夫だよ、澪の中凄いよ、締め付けられてたまらなく気持ちいい」「んんっ、カイト、はぁっ」澪の華奢な身体をしっかりとホールドして
二人は一つになった。
快感に意識が薄らいでゆき全身が絶頂感に包まれ澪はそのまま意識を無くした。
快斗は繋がったまま澪にKissを繰り返した。
「澪…ありがとう、こんな幸せな夜を迎えられて幸せだよ。愛してる、世界中の誰よりお前を愛してるよ」
身体を離して僅かな出血があって快斗は澪の身体をきれいにして、ずっと寝顔を見ていた。しばらくして澪が目を覚ます。
「トンじゃった?」「うんトンじゃった!大丈夫?痛くない?」「うん大丈夫、快斗大好きだよ」「うん俺も大好き、離さないからね、ずっと俺の傍にいろよ?」
「はい」「澪可愛くてたまんないんだけど?」「うふっありがとう快斗。めちゃくちゃ気持ちよくてたまんなかった」「ホント?良かった、澪の初めてもらった」「ふふっ快斗の初めても澪がもらった」「そうだね、ありがとう。ねぇ澪」    
「なぁに?」「もっとしていい?眠らせないけど」
「うふっいいよ、快斗をいっぱい感じたい」
それから二人はまた身体を重ねた。尽きることの無い熱い想いを抱きしめて。

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