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優先順位のお話『社会人一年目から、緊急ではないけど重要なことに注力した話』

皆さん、こんにちは。宮口紫苑(しおん)です。

仕事で成果を出したい方、全員に向けに記事を書いていきます。
特に、社会人になりたての若手の皆さんには読んで欲しい内容です。

今回、友人からのリクエストで日々忙しい中で、どのような優先順位で仕事をしたりプライベートの予定を組んでいるのかという質問がございましたので、それについて記事にしていきます。

社会人一年目の時に日々の優先順位を変えた結果、

・未経験からコンサルティング会社に転職できた
・知人の小売店舗運営のお手伝いをして1年間で売上を2.5倍にした
・視野が広がり、人生観や職業観が変わるきっかけとなった

などを、社会人2,3年目くらいのタイミングに成し遂げました。

もっと努力をすれば、もっと努力の方向性を早めに定めれば、もっと自慢できる具体的な結果があったかもしれません。

あくまでも私が行ってきたことを例に出して説明するので、何が正解とかはございません。

私の成功体験を書いているというよりは、「緊急ではないが重要なこと」に取り組むことの価値について書いていきます。

緊急と重要の2つの観点で分類する

スティーブン・R・コヴィー著書の「7つの習慣」の第三の習慣に優先順位の話がございます。

私はこの習慣を参考に、緊急と重要の4つのマトリクスにやることを分類しました。


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①緊急かつ重要

ここのタスクは、緊急かつ重要で優先順位は高いタスクになります。

例えば
・危機や災害、事故、病気
・締め切り直前のタスク
・クレームへの対応
・自分がファシリテートする会議のとりまとめ

②緊急ではないけど重要

ここのタスクは、緊急ではないけど重要なタスクで、短期的にはやる必要はないかもしれませんが、長期的に見たらとても重要なタスクがここになります。

例えば、
・人間関係作り
・予防行為
・最新再生(自分を磨くこと)
・準備や計画
・適度な息抜き

③緊急だけど重要ではない

ここのタスクは、緊急だけども重要ではなタスクです。

例えば、
・無意味な電話やメールへの対応
・突然の来訪
・多くの会議
・無意味な接待や付き合い
・多くの報告書

「エッセンシャル思考」の考え方を参考にすると、ここの領域は出来るだけやらない選択をしたいものになります。

④緊急ではないけど重要

ここは、もはやタスクとは呼べず、やらない方が良い優先順位が低いタスクになります。

例えば、
・暇つぶし
・長時間、必要以上の息抜き
・だらだらとした電話
・世間話
・その他無意味な活動

社会人一年目のときの私のマトリクス

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私が時間を使っていたものの一部を抜粋すると上記のようになります。

そして、私が注力したことは、緊急ではないけど重要なことです。

当時、会社で成果を出して出世したいと考えていたので、最初は緊急かつ重要なことに最大限取り組んでいました。

しかし、同時に本当にこのままでいいのか、この会社だけで頑張ってどこでも通用する力がつくのか不安でした。

そこで、緊急かつ重要ではないこと、緊急でも重要でもないことを減らして、緊急ではないけど重要なことに注力しました。

だから、私は本を読んだり、人脈を広げたりと視野を広げる活動をしました。

また、当時はとりあえず何かスキルつけようと統計学の勉強をしたりプログラミングの勉強もしたりしていました。
(迷走しながら取得してスキルでしたが、転職にはいきました。)

結果的に、視野を広げる活動をして、自分の目標を定めてからスキルは身につけた方がいいと思います。

今回の趣旨は優先順位なので、この話についてはまた別で記事にしたいと思います。

まとめ

緊急ではないけど重要なことにどれだけ注力できるか、どれだけ優先できるかで人生は大きく変わってくるかと思います。

どの項目がそれに当てはまるかは、皆さん次第なので、自分で考えて分類したら良いでしょう。

ただ、若手社員であれば特に視野を広げる活動に注力することは、個人的におすすめです。

私は、仕事でもプライベートでも、必ずこのマトリクスを意識してタスクに優先順位をつけています。

分類の基準は、自分が求める結果成果に対して効果的かどうかです。

この記事で、少しでも皆さんのお役に立てたら幸いです。

ここまで、読んでいただきありがとうございました。



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