漠然としたモヤモヤの正体

モヤモヤの正体

今現在で心の中に何かモヤモヤしたものがあるなとか、日々の日常で何に対してか分からないけど疑問を感じるなとか思っている人が多いのではないかと思います。

私個人的な意見になりますが、このモヤモヤの正体は「将来の自分に対して、今の自分の行動が伴っているか分からない状況のせい」だと認識しています。

これは「将来の自分を想像していない人・何かを行動したいけど目的が無い人・目的~行動~結果を把握しない人」簡単に言うと、あまり考えていないけど成果が欲しい、とりあえず行動しなきゃみたいな人が陥りやすいです。

例:カメラマンを目指す人が、とりあえずカメラを買います。だけど構図の勉強や写真の編集の勉強ばかりしていて、写真を撮らない状態です。目標はカメラマンなのに写真を撮る練習もしないで、勉強ばかりしていたらモヤモヤしたものが生まれますよね。

行動することに囚われすぎ

最近は、個人の力が大きくなってきています。

ビジネス系YouTuberと呼ばれる人達も出てきて、SNSやリアルでも意識が高い人が多くなっています。

そのような人達が必ず言う言葉があります。

行動しよう

この言葉です。

では実際に行動してみて多くの人がどのように感じるでしょうか。

「やっているけど、これでいいのかな?」という漠然としたモヤモヤです。

もちろん、ちゃんと調べてリスクや方法・目的を持ち成果を把握して改善できる人ならモヤモヤしたものは無いはずです。

では、モヤモヤする人たちはどのような人でしょう。

答えは、何のためにその行動をしているのかを把握していない人もしくは、その行動の理由を把握していても行動した結果を活かせない人です。

目的・行動・結果を把握する

目的が見えていない人の行動例:とりあえずエクセルの勉強をしよう。とりあえずPhotoshopの勉強をしよう。とりあえずプログラミングの勉強をしよう。

仮に、卒論の資料作りのためにエクセルの勉強が必要だとしたら、まず基本的な操作を把握すれば問題ないでしょう。基本的な操作以外で分からないところが出てきたらその都度調べれば効率的です。

Photoshopの勉強にしてもプログラミングの勉強にしても同じです。

ウェブデザインの仕事がしたいからPhotoshopの勉強が必要。ホームページを作りたいからプログラミングの勉強が必要。それぞれ目的があれば手段も決まってきます。

目的を見て行動しても上手くいかない場合があります。それは行動した結果を見ていないからです。

例えば、筋トレを始めた人がいます。この人は、筋肉を付けたくて週3日ジムに行きトレーニングをしています。2か月が経過しましたが、あまり筋肉は大きくなりません。なぜでしょうか。

目的・行動・結果を分解してみましょう。

目的:筋肉を付けてゴリゴリになりたい

行動:週3日ジムに行く

結果:2か月後でもあまり変わらない

前提条件が少なすぎますが、簡単な例という事で解説します。

まず第一に、1か月後の段階で結果が出ていないのだから、その時点でちゃんと考えろと言いたいところですね。1か月後に考えられたとして、そもそもご飯をたくさん食べていたか・ジムに行ってどのようなトレーニングをしていたか・プロテインは摂取していたかなどを分析して改善する必要があります。

結果が出ないのが分かってて続けても無意味ですからね。

なので、目的・行動・結果を把握することが重要となります。

成功の反対は何?

これはよく聞く言葉かもしれませんが、その通りですよね。

成功の反対は、失敗ではなく何もしないこと

行動することに囚われすぎるなという事を、前々章で書きましたがここで言う事とは少し意味が違ってきます。

行動することに囚われる状態は、何かしなくちゃいけないといった(目的の見えていない行動)義務感の状態です。

対してここで言う行動は、興味のあることをとりあえずやってみる・好きなことをやってみるということです。その興味関心が自分に合っているなら、今後の目的を見据えた行動にしていけばいいのです。

行動することが一歩目であることに変わりはありません。

現代は、スマホやパソコンなどが登場して非常に時間の流れが速くなっています。そんな中で、自ら義務感に溺れて時間の流れを速める行動を取る必要はないという事を伝えたくこの章を設けました。

大事なのは何回も言っていますが、目的・行動・結果を把握すること、そして行動をするなら自分の興味があること好きなこと(嫌じゃないこと)を選ぶようにすることです。

どこか1人でゆっくりできるところに行って、時間の流れを気にしないでのんびりと過ごす時間が必要なのではないでしょうか。そして、

何がしたいのか・どんな人生にしたいのか・どう生きたいのかを一旦スマホを置いて紙とペンを持って自分自身の価値観を書きだすところから始めてみましょう。




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