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3人目の魔女の話

占い師の友達は、色を司る黒魔法の魔女、
美容勉強家の友達は、白魔法アイテム使いの魔女
最後の一人は、時間を食べるタイプの魔女、かな。。

その友達は、うちのメイドカフェ&バーのメイド長、南乃もも。お屋敷にお帰りするご主人様いわく、彼女と過ごす時間はあっという間に過ぎるので、俺達の時間を食べて常に永遠の若さを手に入れてるのではないか、と。まぁそれくらい、何年経っても彼女は昔のままである。

でも私の中では、時間を食べるタイプの魔女っていうより、侍?武士かな。

彼女の凄いところは、覚悟を決めたら揺るがないこと。交わした約束は破らないこと。芯がしっかり通っていることだ。

私がもうダメだと逃げ出した時、決して手を離さなかったのが彼女。それは、単なる引き止めじゃなくて、なおかつ連れ添うだけでもなかった。彼女は私に、本当でそれでいいのかちゃんと問いかけてくれて、それでも私が決めたならと共に歩む覚悟をもってくれていた。

彼女は賢く、戦い方を知っていて、社会で生きる術を教えてくれる。そして、いつも私の隣で一緒に戦ってくれる心強い味方だ。

ま、実際に会った彼女はゆるふわしてるし、どんくさいとこ多いし、ちょびっと不器用だけど、ウイットにとんでて、しかも可愛いです。もきゅっとしてます。武士感ないです。あ、たまに漏れてでますけど。

とにかくこの3人の魔女(うちひとり武士)に、私は救われたんですよ。生きるべきか死ぬべきか、それが問題だって時に。私は本当に恵まれてる。

みんなの周りにも、きっといる。実はずっと味方でいてくれてる人。なにかあったら助けてくれる人。困った時はひとりで抱えちゃだめ。ほんとだめ。絶対に諦めてはいけないのです。

そんなわけで、マクベスではないけれど、私を導く魔女たちのお話でした。

(ハムレット混ざってたのは内緒ね)

誰かの幸せの種になれたらと思って活動しています。まだまだ未熟ですが、応援していただければ嬉しいです。