もっと自由に生きても誰にも怒られないし、世界はちゃんと回る。
今日は心がちょっと軽くなった話をしたいと思います。
1年くらい前、私は夫の仕事の都合でチェコに半年ほど住んでいました。チェコは日本人にとってはあまりメジャーな国ではありませんよね。「チェコ」と言うより「プラハ」と言ったほうがピンとくる人も多いかもしれません。
私もどんな国なのかいまいちよくわからないまま行ったのですが、行ってみると、ある意味すごく暮らしやすい国でした。
というのも、チェコ人は本当にみんな自由!!
良い意味で自己中で、テキトーで、好きなように生きている人がめちゃくちゃ多かったんです。まぁこれはチェコに限ったことではなく、日本人が日本以外の国に行くとみんな感じることなのかもしれません。でも、今までいろいろな国に旅行で行きましたが、チェコの自由さは群を抜いていました。
まず驚いたのが、ワークライフバランス。チェコ人は16時を過ぎるとみんな家に帰りはじめます。16時ですよ!?日本では考えられない早さです。
私の夫は日本法人のチェコ支社で働いていたのですが、17時くらいになるとオフィスには日本人しか居なくなってしまって、チェコにいるのを忘れると言っていました。
帰って何をするのかと聞くと、だいたいの人が家族とゆっくり過ごすか、もしくは友人と飲みに行くんだとか。16時を過ぎると街には人が溢れてきて、飲食店もバーも混んできます。ちなみに、チェコはビールの消費量が世界一で、お店で飲んでもスーパーで買っても破格!毎日飲みにいく気持ちもよくわかります。
さらに驚きなのが、仕事中にお酒飲んでも怒られないこと!夫いわく、仕事中に突然メールが一斉送信されてきて、そこに書かれていたのが
「今日ウイスキー持ってきてるから、今からみんなで飲もー!」
だったそうです(笑)
そんなわけないでしょと思っていたら、本当にウイスキーが配られてみんなで乾杯し、わいわい話をしながらほろ酔いで仕事をしたんだとか。外出先でバレないから…というシチュエーションなら共感できなくはありませんが、普通にオフィスでです。本当に自由すぎて驚きます。
そんな自由奔放なチェコ人を見ていると、意外とテキトーに好きなように生きても大丈夫なんじゃないかと思ってきたんです。
16時に帰ったって、お酒を飲みながら仕事をしたって、チェコの経済はちゃんと回っています。周りの大切な誰かが傷ついたり、迷惑を被ったりすることもありません。
最近、「わたし、定時で帰ります。」というドラマが放送されて話題になっていましたよね。定時で帰ることも日本ではまだまだ『わがまま』とか『自分勝手』と思われていますが、そうやって他人を自分の価値観で縛りつけることのほうが『自分勝手』だったりするんじゃないでしょうか?
昔、私が勤めていた会社で、同僚がイヤホンで音楽を聴きながらデスクワークをしていたら、上司に呼ばれて長々と注意されていたことがありました。これもちょっとおかしいなと思うんです。別に周りには迷惑をかけていないし、仕事に支障が出ているわけでもありません。
周りの人に配慮できたり、協調性を大切にするのが日本人の良いところでもありますが、それが行き過ぎるとただただ窮屈なだけ。私たちももっと自由に、好きなように生きれたらすごく生きやすくなるはずです。
普段はわがままだからと我慢していることや、これはすべきじゃないと大人な自分になりきって抑えていることも、やってみたら意外と平気かもしれませんよ。
そういう一見くだらないようなことが、毎日をちょっと色鮮やかにしてくれたり、心を潤してくれたりするものです^^
あなたも今日、何か一つ好きなことをやってみませんか?
『自由に生きても誰にも怒られないし、ちゃんと世界は回る。』
ちょっと疲れたときにはこのことを思い出してみてください。
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