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信州ダービーに思うこと

この10年で変わっていないのがおかしいと思うのです。
最後の信州ダービーから今年で10年経ちます。
小学校に入学した児童はすでに高校に入学する生徒になっている年数です。

もう、”久しぶり”じゃなくて”初めまして”じゃないですかね。
正直、みなさんの頭のなかも10年前で止まったままなのではないでしょうか。


長野 対 松本 なのか 松本 対 長野 なのか
長野県だから 長野ダービー ではないのか

再び信州ダービーが実現したら、もう初っ端から面倒なことになるでしょう。
とはいえ面倒なことになってもそれは最初の1年だけで、当事者からしたら面倒なダービーでも、やがては第三者によって価値を付けられていくものになっていくのかなとは思います。

このまま信州ダービーは  としてしまうのか。

信州ダービーを 新たな注目のコンテンツ として立ち上げるのか。

さて、みなさんはどう考えるでしょうか。

自分は最後のダービーから10年間、松本側にて活動をしてきましたし、今後も続けていきます。
J2も、J1も、降格も、昨シーズンのような低迷期も、それなりに経験をしてきたつもりです。(まだJリーグに加入して10年経っていない!)
そのなかで、信州ダービーだけが10年前から時計が止まったままになっています。
もちろん当事者からしたら面倒だな…と思う反面、将来このまま何もなかったかのような形になってしまうのではないかとも思っています。

時代が変われば周囲の環境も変わってきます。
そのなかで、信州ダービーだけが未だに10年、いやそれ以上前から何も動いておらず、10年前の考え方で物事が進んでいるようにも感じるのです。
そこで、自分も敢えて触れてこなかったところなど、この機会に自分の考えていたことを記録として残しておきたいと思います。

さて数年後、どのようなことになっているでしょうか。

1. やっていない試合に価値なんてない

信州ダービーとして最後に対戦したのは、リーグ戦だと2011年7月3日のJFL後期第1節以来、公式戦では2011年8月28日の長野県サッカー選手権大会決勝以来となり、今年で10年間 信州ダービー という名の公式戦は行われていません。



さらに言えば、Jリーグでの公式戦の対戦がまだ無いため、未だにJリーグの公式戦の記録として刻まれていないのです。なので、2012年から松本・長野それぞれのファン・サポーターになった人からしたら、試合が行われていないので信州ダービーという名前は知っていても信州ダービー自体を知らない人も多いのです。

記憶にはあるけど、記録に残されていないのが信州ダービーなのです。

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