見出し画像

COEDO KAWAGOE F.Cのクラブ紹介を文字に起こしてみた

| 出演(登場順)

代表:有田和生 様

取締役:中島涼輔 様

監督:坂本圭 様

選手兼スタッフ:大石祐太 様


/設立理由 なぜ川越か

初めまして。COEDO KAWAGOE F.C代表の有田と申します。
2020年9月に川越から初のJリーグ参入を目指すクラブを立ち上げさせていただきました。

まず初めに、クラブを設立、また、川越という街をホームタウンとさせていただいた経緯に関してお話しさせていただきます。

| 設立理由

クラブを設立した経緯といたしまして、もともと私自身がスポーツをしてきたこともあり、スポーツ業界の魅力やポテンシャルはすごいものと感じ、いつかスポーツ球団経営をしたいと思い、25歳の時に会社を立ち上げさせていただきました。
そのなかで長年準備してきて、今回このような運びになりました。
また、今回取締役に就任する中島と、スポーツ球団の経営に関してよく議論していて、そのなかで現状の課題のひとつでもあるチケット・グッズ・スポンサーのみの収益構造だけでなく、第4の大きな収益柱として新しいモデルの構築をすべきだと。それを形として、いつか挑戦していきたいねとそのような話をしていたことや、今回、このようなコロナ禍で人と人とをつなげ、非日常的でエキサイトさせてくれるスポーツの魅力に改めて気づき、いつか世の中が落ち着いたときのためにも、そのようなクラブをつくって世の中に少しでも貢献したい、そのような思いから今回設立させていただきました。

| なぜ川越か

川越をホームタウンにさせていただいた理由に関しては主に3つの観点があり、簡単にお話しさせていただきます。
1つ目が私と中島の2人の所縁の地域であり、街が好きだということ。
2つ目がマーケット面での大きさです。
人口面で見ると、埼玉県内3番目の35万人で中核市として指定されていることや、代名詞のように小江戸と言われる伝統的な街で観光都市として認知されております。

画像1

そのなかで年間で令和元年ですと、約775万人の観光客数を招致しているという面です。

画像2

3つ目は、まだ川越にプロクラブが無いということです。
県内で最も人口の多いさいたま市にはJリーグクラブが2つあったり、所沢市にはプロ野球球団がありますが、先ほど申し上げたように、マーケット面では埼玉県内で見ても、ポテンシャルの感じる川越の街ですが、その街のひとつの象徴になりうるプロ球団が無いからです。

以上の主な簡単な3つの観点から、川越をホームタウンにさせていただきました。

/Vision・Mission・Value

次に、COEDO KAWAGOE F.CのVision・Mission・Valueをお話しさせていただきたいと思います。

| Vision
今回、私たちCOEDO KAWAGOE F.Cのビジョンといたしまして、Exceed The Limit フットボールクラブの限界を超えていけ。とさせていただきました。フットボールクラブを通じて挑戦することで、過去の自分達よりも常に成長し、世の中に価値を提供し続けると。その結果として、川越という街を代表するクラブになる。そう思ってこのようなビジョンとさせていただきました。

画像3

| Mission
COEDO KAWAGOE F.C のミッションとして、果たすべき役割を発表させていただきます。
今回ミッションとしてさせていただくのは、フットボールクラブを通じて川越に夢と感動を創出し続ける とこのようにさせていただきました。
実現のためのクラブとしての3つの挑戦としましては、1つ目が、川越初のJリーグ参入への挑戦。2つ目がクラブ事業で新しいビジネスモデルへの挑戦。
3つ目が関わる人全員が心から誇れるようなクラブへの挑戦。この3つの挑戦を通じて、ひいてはフットボールクラブを通じて川越に夢と感動を創出し続けると、そのことへつながると思っております。

画像4

| Value
最後にCOEDO KAWAGOE F.Cのバリュー、大切にする価値観を発表させていただきます。
としまして、COEDOの頭文字を取り、4つ定義づけさせていただきました。

CO 協力
川越、クラブの仲間と共に、クラブ一丸となって、熱狂しよう。
E 尊重
周りの人への感謝・リスペクトを忘れず、建設的に行動し続けよう
D 発展
自分の限界に常に挑戦し、成長に貪欲になろう。
結果にこだわり、スピード感を持って、決断・行動・改善し続けよう。
O 克己
苦境や試練をチャンスと捉え、ワクワク楽しもう

この4つを大切にする価値観とさせていただきました。

画像5

| Emblem
クラブのエンブレムに関してですが、挑戦・歴史・伝統、この3つを主にテーマとして今回、このようなエンブレムにさせていただきました。
川越の歴史、伝統を大切にしながらも、先ほども申し上げたようにクラブとしてビジネスモデルなど含め、新しいことへの挑戦をし続けるようなクラブを目指そうと、そのような想いを込めて、今回このようなエンブレムにさせていただきました。

画像6

以上、簡単にはなりますが、クラブの設立の経緯やクラブの方針についてお話しさせていただきました。

/Business Part

事業パートは中島から話します。
クラブの将来像としては、フットボールクラブではありますが、川越という街に対してクラブとして真の意味で密着し、より貢献していくためにフットボールクラブならではの地域のつながりの多さを活かして、地域通貨を作りたいと思っています。そして、最終的には川越近辺によりお金が流通する仕組みを作りたいと思っています。

画像7

イメージとしましては、COEDO KAWAGOE F.Cに関わっていただく事業者様を中心に地域通貨に加盟いただき、そこ経由の決済の場合については、よりユーザーに対してメリットが提供できるような座組を想定しています。
こちらについては川越の行政とより密着して、しっかりと形を作っていきたいと思っています。

地域通貨の参考例としては、岐阜にすでにさるぼぼコインと呼ばれる地域通貨が存在しますが、COEDO KAWAGOE F.Cに関してもこのような地域通貨を行政と組むことで作っていきたいと思っています。

画像8

さるぼぼコインに関しては市民税の支払いなどにも利用できるそうで、仕上がりとしてはそのように地域に対してより密着して、しっかり価値を提供できるようなそういうコンテンツにしていけたらと思っております。

次に、COEDO KAWAGOE F.Cとして現状で想定している事業について簡単にご説明させていただきます。

画像9

先ほど有田からご説明があった通り、COEDO KAWAGOE F.Cではサッカーだけではなく事業としてもこだわってクラブ運営をしていきます。
理由としましては、事業でしっかり稼いでいくことで、よりクラブをより良い環境に対して投資していくことができるとクラブとして考えているからです。そのため、クラブの基本方針としましては、いわゆるただお金をいただくだけという寄付型のスポンサーシップの売上比率に関してはできるだけ下げ、パートナー企業様と一緒に持続可能な事業を作っていくというところに集中していきたいと思っております。既にいくつか事業構想がありまして、現状パートナー企業様と詰めている段階にはなりますので、追って順次クラブから発表させていただければと思っております。

ひとつ、中長期的に重要視している事業として街メディアをクラブとして作っていきたいと思っております。街メディア事業に関しては、将来の地域通貨構想に向けたひとつの布石となりますが、川越の事業者様、たとえばスポンサー様として関わってくださる企業様などを主にインタビューなどをさせていただき、将来的には月間数百万から数千万PVを目指すメディアを作っていきたいと思っております。イメージとしては、何か川越に関わるキーワードを含めて検索したような場合にコンテンツとしてキーワードで引っ掛かり、それは実はサッカークラブが運営している、フットボールクラブが運営しているというような状態に持っていきたいと思っております。

最後に事業計画となります。

画像10

クラブとしては、年内に法人化をしまして、初年度はまず今後5年間の基礎になる事業づくりに対して時間とお金を投資していきたいと思っております。事業計画としましては、初年度で年間1千万ほどを想定しております。
その後2030年、今後10年を使って、JFL(日本フットボールリーグ)まで昇ることもできる事業構造の構築を目指します。クラブの基本方針としましては、たとえ1試合も試合が開催されなくてもクラブが存続できる事業構造の構築を急ぎたいと考えております。

/COATH

こんにちは。
COEDO KAWAGOE F.C監督に就任しました坂本圭と申します。よろしくお願いします。

| TEAM GOAL
私たちのクラブはJリーグに昇格することを目標にしています。
そして、それが目標なので毎年毎年リーグ戦に勝って昇格することが目標になります。

| TEAM Vision
私たちのサッカーのフットボールのビジョンは、ただ勝利するのではなく、
美しいサッカーをして勝ちたいと思っています。美しいサッカーと言いましても、それは良いフットボールをすることになります。
良いフットボールとは、私たちのゲームモデルに即したサッカー、正しいフットボールをしていきたいと思っております。

| Play Style
次にプレースタイル、プレー哲学ですが、ボールを支配し、ボールを支配することで試合を支配するようなチームを作っていきたいと思っています。
具体的には攻撃はゴールキーパーから始まって、守備はセンターフォワードから始まります。ボールを支配して試合を支配するためにはボールを失ったらすぐにプレッシングをかけてボールを取り戻す、そのような攻撃的でアグレッシブなサッカーをしていきたいと思っています。

| 求める選手
そのようなチームを作るためには、チームのためにプレーができる選手が必要不可欠です。攻撃・守備・攻守の切り替えにおいて選手一人ひとりが自分の役割を全うすることができる選手、それらの選手がこのチームには必要です。
良いゲームをするためには、サッカーを尊重し、リスクを恐れず、勇気を持ってプレーし、最後までサッカーを楽しむ覚悟が必要になります。
私たちが欲する選手は、サッカーに関わる人々、応援してくれる人々を尊重することができる選手、サッカーへの取り組む姿勢、それはチームのために自分の役割を全うすることができる献身と自己犠牲の精神なる選手が必要です。
そのような選手とぜひ一緒にサッカーをしたいと思います。

/PLAYER & STAFF

COEDO KAWAGOE F.C選手兼フロントの大石です。
自身昨年まで、ドイツで2年間プレーしていました。
帰国後ご縁があり、COEDO KAWAGOE F.Cのプロジェクトに参加することになりました。

役員をはじめとするCOEDO KAWAGOE F.Cのメンバー全員、本気でJリーグを目指しています。多種多様なメンバーがそれぞれ適材適所でチームがよりよくなるように動いている姿に僕自身、日々刺激を受けています。
サッカーの技術はもちろん、チームの方針に共感して、本気でJリーグを目指す仲間を募集しています。
メンバー全員で一緒にワクワクするようなチームづくりを目指しています。
以上です。

画像11

《公式アカウント》

++++++++++++

感想:まずは、知ってもらうこと

今回は勝手にCOEDO KAWAGOE F.Cの紹介を文字起こししました。

どんなに良い事業を展開しても、良いサッカーをしても知ってもらわないことには話が進みません。
なので、まず大事なのは知ってもらうことだと思っています。
そのためにYouTubeの補足としてすぐに読めるよう、またクラブの原点としての記録として残させていただきました。

山雅の場合もそうでした。
今でこそ多くのお客さまに来場してもらっていますが、2006年から2009年までの地域リーグ(北信越リーグ)のときはJリーグを目指すと言っても周りからは全然相手にもしてもらえませんでした。
当時はインターネットは普及していたものの、スマホやSNS、YouTubeといったものはなく、どうしていたかというと、サポーターからブログを通じて発信し、より多くの人に興味を持ってもらうことからスタートさせました。
時代は変わったとはいえ、今回のCOEDO KAWAGOE F.Cの場合はまだまだ下部リーグの川越市リーグからのスタートです。松本市より人口が多いとはいえ、おそらく周りからは相手にもされないでしょう。なので、多くの人に興味を持ってもらう、もしくは多くの人に共感してもらえることが大事だと考えています。特に、川越市民やその周辺地域のみなさんに興味を持ってもらえるようになってもらいたいと思います。
これからのまず10年はクラブの土台づくりで、この土台がしっかりしていないといけないと考えています。

非常に興味深いクラブ紹介でした。
今後も追い続けていきたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?