見出し画像

【呼吸強化週間】はじめに

世界中がCOVID-19で混乱しております。
重症化した場合、呼吸不全から低酸素血症となり多臓器不全に至ることがあります。
リスク群の患者さんは元々成人病などの基礎疾患を患っていた方だとされますが、その原因は運動不足や生活習慣にあります。
運動は関節が動くとか筋力がある以前に呼吸機能が正常でなければ、身体を動かすことは無理です。
現実に当院でピークフロー、SpO2、血圧を全患者に対して計測したところ、呼吸器などの訴えがある無しに関わらず正常値はほぼいないという結果になりました。
その中でも限度越えた状態の方がCOVID-19に罹患した場合、重症化し危険な状態になると考えます。

現在治療薬の開発は最優先で行われてはいますが、特効薬はございません。
医療機関で行われているのは呼吸機能の維持が目的の酸素投与となりますが、その機材が不足しており各地で医療崩壊が危惧されています。

もともとの呼吸状態が悪い理由の一つに、胸郭の動きが悪いということがあります。
呼吸筋の緊張によって胸郭の動きが悪くては、十分に息を吸うことが出来ないため、酸素を幾ら送っても限界があります。そのうえ胸郭内が炎症では呼吸が無理なのも当然です

胸郭の動きを改善するとSpO2はその場で改善し脈拍は低下します。
吸えていることは患者さん本人が良く自覚できるので身体は非常に楽になります。

今後当院が発信していく情報は、この難局に対して一つの有効な手段だと考えております。
皆様のお力をお借りして治療の輪を広げていきたいと考えております。
テキストはリンクフリーですが著作権は放棄しません。
Zoomによる講習会を予定しております。一回につき最大100名、複数回実施いたします。

どうぞよろしくお願いいたします。

第一弾は上後鋸筋・下降鋸筋です。

**************************

★お問い合わせはこちら

★患者さん向けにも情報発信を始めました。
 →今回の内容:呼吸強化週間について

★アプリができました(android、iOS対応)。初診・再診予約が簡単にできたり、HP更新をいち早くチェックできたりします。
 →ダウンロードはこちらかQRコードからどうぞ。

QRコード





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?