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変わり者。

最近、友人達と将来や恋愛の話をする度に感じることがある。
以前は、「こんな大人になりたい」「こんな恋人が欲しい」って空想のような理想の話をしていたのに、最近は現実味のある話が多くなった。

そんな話をしていると、決まって私は「変わっているね」って言われることが多いと痛感する。

「変わっている。」と言われるたびに
自分は間違っているのかな、どうしたら周りと同じになれるんだろう、果たして皆の言う普通って何だろう。
って、それすらも分からない自分にどうしようもなく不安になる。

考えれば考えるほど、「これも間違ってる?」「あれも間違っている?」
ってキリがない。不安と孤独が募っていくだけ。

けれど、最近少し気づいたんです。

変わっているも変わっていないも、普通も普通じゃないも
その人の価値観に過ぎない。ということを。
何を大切にしているか、どういった考え方を軸に生きているか。
それが少し周りと違うだけで、決して可笑しな人ってわけではないんじゃないかなって。

数学のテストじゃないんだから、絶対的な正解なんてないのに。
誰が正解を決めて、それと異なる人を「変わっている」って言うようになったんだろう。
いつから私は、皆の決めた正解を探すようになってしまったんだろう。

異なる意見を持つ人を「変わっている」というのは簡単なことだけれど、
私は自分の意見と異なる考え方を持っている人を尊敬できる人になりたいな。
そして互いに刺激し合えたら、もっともっと楽しい日々になるだろうな。

偶然、同じことで悩んでいる方と出会ったから改めて考えてみた。

もしも今、同じ経験に遭い悩んでいる方がいたら届くといいな。

「決して変わってなんかない。」
きっと今周りにいる方々と偶然意見が異なるだけで、似た価値観を持っている人は絶対にいるってこと。
仮に出会えなかったとしても、あなたの意見が間違っているなんて誰も分からないし、誰も決める権利なんてないってこと。
自分の幸福や満足を知っているのは自分しかいないのだから、周りのものさしに合わせる必要なんてないんだってこと。

そう思えたら、とても心が軽くなって、自分の人生にワクワクできるようになった。
側から見たら「変わり者」かもしれないけれど、自分に対してワクワクできる毎日ほど幸せなことってないと知れた。

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