キジトラのまる

#我が家のペット自慢 　・・・

ペットと言っていいのかわからないが、我が家のベランダにはほぼ毎日猫が通りがかる。

去年の冬、ある子に牛乳をあげてみたらそれから毎日ウチへ来るようになった。

私は猫を飼うことに憧れているが、残念ながら今の家ではそれがかなわない。

いいことかどうかはわからないが、いわゆる餌付けをするようになったからか、ウチへ来るようになった。

名前も勝手につけている。

「まる」だ。

そもそも言葉の響きも好きだし、安易だがちびまる子ちゃんも好きだし、好きなタレントの呼び名でもあるし。

養老まるさんから拝借した節もある。

それから後付けだが、しっぽの先が丸くなっているのでこの名前はぴったりだと思う。

最初のうちは「まるちゃんが由来」としていたが今は堂々と尻尾が理由だと言うことができる。

まるは右耳の先が切れている。

初めは喧嘩して引きちぎられたりでもしたのだろうかと心配していたが、家族が職場の人から得た情報によると去勢手術をした印らしい。

まるは鳴かない。

声を一度も聞いたことがないから、聞いてみたい。

これも手術による影響だろうか。

餌はゼリー状のほぐし身を食べていたが、だんだんとカリカリタイプのものしか食べなくなってきた。

猫初心者の私にはわからないことがある。

新しい発見もいっぱいある。

お皿に餌を入れて置くと翌朝なくなっている。

まるが食べたかもしれないし、他の猫が食べた可能性もある。

ちなみに、まるの他にもウチを通りがかる猫は５～６匹いる。

少し前には母が洗濯中に窓を開け放していたら家の中に入ってきた猫もいたそうな。

猫をなでなでしたい。

モフモフしたい。

しかし野良猫は不潔と言われているようで、知人にも触らない方がいいと念を押されている。

そもそも触らせてもくれないのだが。

いまだに警戒心も強い。

ちょっとの音や、手が近づいただけで逃げる。

猫じゃらしで遊んでくれたり、段ボールで作ったおうちに入ってくれたりもする。

こちらとしては仲良くなってきているつもりだが、そうではないよう。

半年以上経つのにこんなものか。

手は洗うから触らせてほしいなあ。

平日は仕事から帰った夜しか会うタイミングがない。

会えない日もあった。

寂しかった。

猫は気まぐれである。

自宅待機となったここ２か月はほぼ毎日会うことができている。

しかも１日に何回もだ。

窓から部屋の中をじっと見つめて待っている。

餌待機のアピールだ。

たまに、網戸に手をかけて音を出す。

今までも、昼間にこんなに遊びに来ていたのだろうか。

餌が足りないと、ベランダの溝にスフィンクス座りをして待っている。

鳴いてくれてもいいんだよ。

ごく稀に来ない日があるとものすごく心配になる。

寒くないのかな、お腹空いてないかな。

そんな心配は必要ないくらいのんびりと暮らしているのだろうけど。

ほかにもそういうスポットがあったりしてね。

それと、ウチへ来ても餌が目の前にあっても食べなかったり。

ただ部屋を見つめている。

何を訴えているのかわかりたい。

この前の場合は遊び待ちだったようだ。

猫じゃらしで沢山遊んだ。

かわいい奴め♡

そして猫じゃらしを咥えて持っていってしまった。

やりよる。

野良猫だけど、ほぼ飼い猫気分。

私を癒してくれてありがとう。まる。