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「リーダー達」はどうやって群衆を引っ張っているのか?


安倍晋三首相の突然辞任。

そして、総裁選出馬の3人

が所信表明を行った。

石破茂元幹事長は安倍路線の

「転換」を国民に訴えた。

長期間の政権のマンネリ化を

変える事を強調した。

今回、政治的な話ではなく、

石破氏の言葉に注目してみたい。


【キラーワードを持とう】


今後、ビジネスの場でも

参考になると感じたので

お伝えしたいと思います。

石破茂元幹事長が所信表明で

語られたのは

『成し遂げたいのは
 「グレートリセット」
 この国の設計図を変えていく』


演説の内容、すべては

さすがに覚えてないが

『グレートリセット』

という言葉だけは

インパクトが強く、

頭から離れない。

一度、聞けば忘れないし、

たった一言で

素晴らしい

『改革』をしてくれるん

じゃないかとという

イメージ与える。

あくまで、イメージです。

人は基本的に人の話に興味がないし、

聞かないし、覚えてもいない。

と言われている。

しかし、インパクトのある

短い言葉やイレギュラーな言葉、

予想外の言葉は

強く記憶に残る。

アナウンサーが

きれいな発音で語る言葉より、

外国人の下手な日本語、
独特なアクセントの方が
記憶に残りやすかったりする。

政治の世界だけの話ではなく、

何かを伝えようとする場面では

ヒントにしたい言葉の使い方。

ビジネス、日常生活で

私たちは日々、人に何かを

伝えるという行為を行っています。

伝えいたい事が、

伝わるのか、伝わらないのか。

それは目的達成の確率に

大きく影響しているのは間違いない。

今回、石破茂元幹事長の

所信表明で発した言葉

『グレートリセット』

このような独自の

「キラーワード」的な

言葉の活用は

もの凄く有効であると

あらためて、感じた。

考えてみれば

過去のリーダー達は

名言と呼ばれる言葉を

皆、持っていた。

第44代アメリカ大統領

オバマ氏の

『イエス・ウィ・キャン(我々はできる)』

は有名な言葉だ。

偉大なリーダーたちは

言葉によって、人々に

インパクトを与え、まとめあげ、

方向性を示し、モチベーションを

高めているのだろう。

その言葉は何年たっても

ずっと語り継がれていく。


【学級崩壊は言葉で防ぐ】


今朝、ラジオで

長く小学校の教員をされている方の

話が紹介されていた。

その方も先輩の教員の方に

教えて頂いたそうだが、

学級崩壊が起こる

前触れは決まって、

クラスの中の言葉使いが

荒れているそうだ。

言葉が荒れ始めるとその

学級崩壊に向かう。

裏を返せば、言葉が荒れるのを

抑えれば、絶対に学級崩壊は

起こらないとの事。

実際、その教員の方は

一度も学級崩壊を経験して

いないそうです。

言葉が荒れ始めると

やさしく、言葉を変えるように

諭してあげているとの事。

人間が生きていく上で

使う『言葉』が行動、

精神状態などに

大きく影響しているようです。

自身の言葉に気をつけようと

再度、襟を正そうと思ったし、

子ども達の言葉にも

もっと、注意を払うべきだと感じた。

裏を返せば、言葉を変えるのに

お金も時間もいらない。

偉大なリーダーたちは

自分の言葉、

相手の使う言葉に注意を払って

大きな事を成し遂げてきたのかもしれない。

言葉で人生が変わるというの

ならば、人生を変えるのは

思った以上に簡単なのかもしれない。


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