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こだわりから生まれるもの

今日は息子の高校受験用過去問題の添削をしていました。
私の担当は国語と社会。主人は数学・理科。
交代で英語は添削と解説をしています。

今日は久々主人が
「俺が国語の添削やってみる」というので
お任せしていたら、現代論説文最後の要約問題で
「あれーこれ、合ってるの?間違ってるの?ちょっとみて」
と言われ解答用紙をみました。

結論と思われる段落から抜き出してまとめる問題でした。
まんま抜き出すと100字以上になってしまうので
色々端折って30字以内で書き出す問題でした。


・・・・・・・・。



端折りすぎて文章が支離滅裂(笑)
あと自己で思いまとめた文章で書き出して
後半は抜き出し。
結果何を言いたいのかさっぱりわからなかったのです。

息子が塾から帰ってきて、添削した問題の
解説がはじまりました。
とりあえず今日は国語だけ、ということと
夜も遅かったので要点だけ。

「古文の意訳は主語を明確にする」
長文の最終問題は点が大きいのと時間を要するため問題文を読む前に設問を読む
現代文の長文は、段落初めの接続語に注目して
問題提起段落と結論段落をあらかじめ仮定しておく


これだけで10分くらいかな。
簡単に説明したけれど、全然聞いてくれない。
「は?それじゃ間違えるわ」
「は?意味わかんない」
「全部読んだ方がいいじゃん」
「は?」「は?お母さん馬鹿だからわかんないよね?」
「俺には解くのにこだわりがあるから捨てれないし」
「あーめんどくせ」

ずっとこれ。(笑)
耳にも入れない。
夏から微動だに点数が上がってない原因が長文の短作文や抜き出しで大きな配点にもかかわらず1つもあってないからなのに。



親から言われるとイラっとして、しゃくにさわるらしい。
あと長文の論説文を作った作者にもイラっとするらしい。
ついでにこれを問題にした模試の作り手にもイラっとするらしい。


イライラするより、「あーそうなんだ、そうすればいいのか」
って聞いて自分に取り込んだ方がよっぽど楽なのにね。
しかも新しいスキルを取得するおまけつき。
でもその殻から抜け出せない我が子。
正直、心配です。・・・・・。


大人になってまだこじらしてる人いるけど
自分で自分の穴掘って埋めて、窒息しそうで苦しんでるようにしかみえない



しかし・・・・・・・・・
あぁ、これが俗にいう「中二病」か。
もう中三なんだけどね。
あと2か月ちょっとで本番なんだけどね・・・



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