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「エンジニアコミュニティ」と「偶発的な出会い」 - Pythonもくもく自習室3周年とこの先について

ちょっと時間経ってのふりかえりエントリーとなります。

8/15に私が運営しているPython(に限らずエンジニアとかデータサイエンスなテーマなら何でもいい)に関するもくもくをするコミュニティ、「Pythonもくもく自習室 #jisyupy 」が3周年を迎えるにあたり、はじめてオンラインでイベントをしました。

10人ちょっとという程よい人数感でもくもくをしてからのオンライン懇親会兼LT大会と非常に充実した時間を過ごすことができました。

5人 + 当日飛び入り1人の6本のLT、私のPyCon JP 2020発表のプレミア公開に対するフィードバックも大変感謝です🙇‍♂️

貴重なお時間を割いて参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

まとめを振り返ってみても嬉しいお言葉がたくさんありしみじみとしました。

挨拶と前置きが長くなりました、このエントリーでは、

・Pythonもくもく自習室 #jisyupy のこれまでとこれから

・「エンジニアコミュニティ」と「偶発的な出会い」についてのポエム

をちょこっと書きたいと思います。

Pythonもくもく自習室 #jisyupy のこれまで

これに関しては、当日こんなテーマでLTをしました。

いまから3年前、 #rettypy という名前でスタートしたのがキッカケでした。
(当時はRettyの社員で場所使えるじゃん!ってことで色んな所の理解・許可を得てスタートした)

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本気でPython・エンジニアリング(データサイエンス)を学びたい人が継続して参加できる・学びを得られる場所を作りたかった

このキレイな理由はホントでして、

・エンジニアな勉強会の真の楽しさ・学びを得るキッカケとなったPython mini Hack-a-thon(通称 #pyhack )みたいなもくもく会を自分でもはじめたくなった

・せっかくはじめるなら、場所の提供だけじゃなくて参加する人全員(自分も含む)が何かしら学んで次のチャレンジにつながる知見を得て欲しい

・楽しくやって継続的にずっとやり続けるようなキッカケになるとなお嬉しい

という思いの元、会の運営や企画をやったりアレンジしたりしました。

ちなみに、会を運営するにあたり参考にしたが前述の #pyhack そして個人的に大好きで時折(今でも)参加している、kawasaki.rbというRubyの地域コミュニティーでした(Python以外の事何やってもいい、とかLTの雰囲気作りはkawasaki.rbを意識して参考にしてやりました、先日の3周年記念LTは特に)。

その結果として色々と嬉しいことがありました。

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何回か参加したりしてる人がPyCon JPをはじめ、大きめのイベントに登壇したり、就職・転職で希望に叶うような所にいったりと、そんなニュースや報告が続きました。

自分から見た場合、「やることやられてるし腐らず続けてやれば成果出るよね」的に見ていたのですが実際に成し遂げる姿とか見ると我が事の用に嬉しかったです。

個人的にもこの3年間で希望していた⚾界のエンジニア(それもCTOとして)になったり、現職のJX通信社につながるキャリア形成といった所でもくもく会の存在は大きかったです。

また、もくもく会で出会った縁でちょっとした出版のお手伝いが出来たのも最高でした。

一方、いいことばかりでもなく、辛い・しんどいトラブルとかもありました。

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参加者が起こしたとあるトラブルをキッカケにこのような問題提起などもしました。

また、私のnoteで一番likeが集まっているこのエントリーも、もくもく会での経験・知見がキッカケで生まれたものであります。

このエントリーで挙げた、

「自分が求めているコミュニティを"正しく理解"して参加・運営しよう」
「場合によっては"独学"に徹するのもいいこと!(無理に参加しない)」

これは今でもブレずに持っている考え・思想で、人にも勧めるようにしています。

特に独学って、「自学自習」をする上でめちゃくちゃ重要です。
(って話はまた別の機会にちゃんと書きたい)

「偶発的な出会い」から新たなモノを生むのが「エンジニアコミュニティ」の存在意義(か?)

という感じで良いことも(ちょっだけ)辛いこともあったもくもく会ですが、今年の1月に開催したのを最後にちょっとだけ小休止していました。

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「イイゴハンを楽しむ」ならリアル開催したい。

もちろん、「流行病」の影響でリアル開催は困難。

個人的には、中長期で取り組む個人開発テーマがあり、新たにはじめた技術顧問業があり、引きこもり&独学な体制が定着してきて...という変化があって、

こりゃリアルにできるまで休止だな

と本気で考えていました。

が、7月くらいに「そろそろ3年だしせめてZoom飲みくらいはやりたい」欲が出てきたのと、

今までの成功ってコミュニティでの活動の影響結構大きかったよな🤔
このまま何もしないのって果たしてアリなんだろうか???

という思いが湧いてきてやろう!という気持ちになりました。

このnoteの影響も大きかったです(2回目の引用)

このnoteに関する感想は前のエントリーにさんざん書いたのでそっちを見て欲しいのですが、思ったところとしては

「偶発的な出会い」から新たなモノを生み出すのって「エンジニアコミュニティ」の存在意義な気がする

・少なくとも自分はコミュニティに出会った人となにかをやったり、得た経験を元に色々と前に進んだ

・これってコミュニティ続けていたら再現性あるよね?

って所で、「再現性ある」という部分がまさに先程触れた、「大きいイベント登壇」「転職・就職うまくいきました」「出版できました」みたいな話かなあっていう所かなと。

(全員ができるかは別として)個々人の取り組み・自学自習の成果として「偶発的な出会いから新しいモノができる」のは十分再現性がある、その機会を提供するのが「Pythonもくもく自習室なのでは?」

というお気持ち整理が、前回の3周年記念LTが終わった後につきました。

Pythonもくもく自習室 #jisyupy のこれから

というわけで、今後についてですが、

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隔月か月イチかわかんないですが、オンラインで粛々とやっていきます。

ちなみに次回は決まっていて9/19(土)です、来てね。

きっと好き勝手にいい感じにやると思うのですが、

こういう空気感をつくりながら、オンラインでも「偶発的な出会い」を作っていい感じにできるようなコミュニティにしたいと思います。

とはいえ、よくわからんサロンみたいにはなりたくないのでさじ加減難しい所もあるなってのもあり...そのへんは試行錯誤しながらやろうかなと。

というわけで、Pythonもくもく自習室今後ともよろしくおねがいします!

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