ファンベース:時間と手間をかけてじっくりと

今日もいい天気ですね。
いい天気過ぎて読書が進み、佐藤尚之さんの「ファンベース」をがっつり読んでしまいました。キングコング西野さんが「これを読めば現代のファンマーケティングが分かる」と言っていたことこともあり気になっていたこの本ですが、想像の何倍も勉強になったので、明日からの企画提案に生かそうと思います。

⑴ファンベースが必要な3つの理由

①ファンは売り上げの大半を占める。
パレートの法則にもありますが、売り上げの8割は2割の人から買われているという現状があります。なのでファンの売り上げが企業の売り上げにとって非常に大事です。

②時代的、社会的にファンを大切にする
人口減少や、高齢化社会による影響でターゲットとなる人はどんどん減っています。一方で成熟した商品はたくさん出ています。つまり、既存のファンを大切にすることは非常に大事です。

③ファンが新たなファンを作る
SNS全盛の今、人々はSNSを通じてファンである商品の魅力を話してくれます。特に友人からの口コミは信頼性の高い情報になるのでとても重要です。

⑵ファンの支持を強くする3つのアプローチ

①商品の価値をアップさせる:「共感」
A:ファンの言葉に傾聴してファーカスする
  →ファンが気づいていない「共感ポイント」を詳しく知り、商品を改善する。
  →手法としては、ファンミーティングです。

B:ファンであることに自信を持ってもらう。
  →他ファンのオーガニックな声を聞かせる。WEBサイトに掲載される。

C:ファンを喜ばせる。新規顧客よりも優先する
  →「ファンミーティングで情報解禁」など。

②商品の価値を他に代えがたいモノにする:「愛着」
D:商品にストーリーやドラマを纏わせる
  →開発秘話など、モノの背景に人の顔を感じさせること。

E:商品に愛着を感じてもらう
    →SNSなどで毎日ファンを愛し、愛されよう。

F:ファンが参加できる場所を増やす
    →ファンミーティングの回数と難易度を上げていく

③商品の価値の評判を上げる:「信頼」
G:それは誠実なやり方なのか、確認する
  →誤クリックを誘うような手法を使っているのか。

H:本業を細部まで見せる。
  →「アルバイトのかなちゃんの作ったおにぎり」のような物のほうが売れる

I:社員の信頼を大切に、「最強のファンにする」
  →社内での振る舞いがそのまま社外に届く。

⑶3つのアプローチを更に強固なモノに

①商品の価値をアップさせる:「共感、そして熱狂に」
J:大切にしている価値を前面に出す。
  →appleやNIKEと同じく、何を大切にしているかをはっきりさせる
  →その価値観はニッチでもいい。

K:ファンを「身内」として扱い、共に価値を作る。
  →ネスカフェやAKBの仕組みは、ファンがルールを作り出している。

②商品の価値を他に代えがたいモノにする:「愛着、そして無二に」
L:忘れられない存在になる。
  →よなよなエールの超宴のように、ファンが感動する演出を繰り返す。

M:コアファンと共創する
  →マツダはコアファン5名と新車を開発することもある。

③商品の価値の評判を上げる:「信頼、そして応援に」
N:人間をもっと見せる
  →作業途中や人々のリアルなランチの様子リアル配信など
  →「等身大の一面」を見せることが大事

O:ソーシャルグッドを見せる
  →「ファンの企業がいいことをしている」はファンであると言いたくなる

⑷ファンベースを軸にした「全体構築」3つのパターン

①中長期のファンベース施策のみで構築する
 →少数のコアファンをじっくり作り時間をかけて人を増やしていく
 →価値観は公約数的な大きさではなく「非常なニッチ」にする必要がある
 →スタバやスノーピーク、徳島県神山町などがいい事例となります。

②短期施策でファンを獲得し、ファンベース施策を実施する
 →キャンペーンでファンの入り口から来てもらう
 →その後、キャンペーンのコンセプトを広げ、じっくり伸ばしていく。
 →AKB48がいい事例になります。

③中長期のファンベースを軸に、短期施策を組み合わせていく。
 →まずファンを作り上げ、その後キャンペーンを組み合わせる施策です。
 →ファンは、自分のファンである企業のキャンペーンに前向きに注目します。

⑸ファンベース運営で気をつけなればいけないこと

ファンベースの運営は時間がかかり手間がかかる物です。
その中で意識するべき7点を羅列ですがご紹介します。
・スモールスタートで楽しむ
・時間をかけることを楽しむ
・ファンになってもらう過程を楽しむ
・常連さんをお迎えすることを楽しむ
・少数のファンと楽しむ
・コミュニティ運営を楽しむ
・綺麗事を楽しむ


以上コンテンツの中身紹介に留まりましたが、詳細は本を是非読んでみてください。

https://www.amazon.co.jp/ファンベース-ちくま新書-佐藤-尚之/dp/448007127X/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=カタカナ&dchild=1&keywords=ファンベース&qid=1587284707&sr=8-1

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PR会社のPRディレクター。PRの事例や、読んだ本に関して抽象化してまとめています。
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