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心が望むままに過ごした、6ヶ月間での変化

適応障害になり、人や社会の常識に合わせるのではなく、自分の心が望むように過ごそうとした6ヶ月だった。

6ヶ月前の記事:

当時は「こんなこと書いてみたものの、普通に就職して、元通りになるのだろうな。」と思っていた。

蓋を開けてみたら、全然そんなことはなかった。

未だに自分はフリーターだ。

けど、心的には大きな変化があった。

やってみたこと

この半年間で自分の興味のあることを、とりあえずやってみた。

それに加えて、足元の生活費を稼ぐための仕事も始めた。

■興味があること
・note/twitter
心の備忘録として、自分の考えを表に出す練習として始めた。

・ライティング
クラウドワークスで見つけたお仕事。note書くの好きだし、物事を体系化してまとめるの得意だから、とりあえずやってみるかぁ、と始めた。

・いきつけのカフェでのアルバイト
空間や音楽が好きで、行きつけだったカフェ。たまたまスタッフ募集をしていたから飛び込んでみた。

・カウンセリング学校への通学
カウンセラーの方が人に向き合っている姿に感動し、自分の心の構造も知りたいと思い通い始めた。

■生活費稼ぎ
・前職からの業務委託
事務作業みたいなのをしている。

・テレアポの仕事
前職の先輩が起業したため、経験のあるテレアポの仕事を手伝い始めた。

・転職活動
お金は稼げないが、前のように稼げるようにするための布石で始めていた。

気づいたこと・変化

①人への貢献心が消えた
「誰かのために!」「役に立つためには成長しなきゃいけない!」と、思っていたのが嘘のように、貢献意欲がなくなった。

今まで貢献しないと他人から認められないと思っていたし、他人に認められない自分はダメだと思っていた。
貢献しているときだけ、自分が自分を認めることができた。

だから、自分の好きや感覚に向き合っていても、何も貢献できない日々は本当に苦しかった。

自分のアイデンティがなくなっていく感覚に襲われ、27年間全て無駄だったのではないかと思うほどだった。

けど、最近はその苦しさにも慣れてきた。
そして貢献しないことで生まれた余白に、自分の感性が戻ってきた。

その感性が心地よく、別に貢献しなくてもいいかぁ、と思い始めた。

②自分と似ている人と出会い始めた
今までは自分の考えや感性なんて他の人に認められないし、世間的にずれているからダメだと思っていた。

けど、自分の感性を発信したり、調べていくうちに同じような人もいることに気づいた。

そういう人たちとはSNSを通じて出会ったり、カフェやカウンセリングの学校で関わりを持つようになった。

なんかホッとした。

自分と同じような考えを持ち、どこか生きづらさを抱えながらも、自分の感性を信じて生きている人がいる。

その存在自体に勇気をもらった。

③自分の好きなことに出会い始めた
自分の感性が開いてきたことで、心揺さぶられるものとの出会いが増えてきた。

前までだったら、なんか惹かれると思っても、「実利的ではない」「人から認められない」「自分なんてどうせできない」と、無視してしまっていたことが多かった。

今は「なんか惹かれる」という感覚に反応して、調べたり、人に話しを聞いたりと、深掘りしていくという癖がついた。

そんなふうに好きになった音楽があり、それが今の自分を支えてる。

面白いことに、自分の感性で選んだカフェでは、同じ音楽が流れている。
少しづつ居心地の良い場所に近づいているのだなと感じる。

④不安に慣れてきた
無職になった当時は朝不安に駆られてとび起きていた。

このまま無職が続いたらどうしよう、自分は何もできない人間なのじゃないか、今まで逃げてきた人生だったのではないか、そんなことをグルグル考えていた。

けど、その不安にも少しづつ慣れてきた。

不安な日も不安じゃない日も、平等に1日は過ぎていくし、不安はどんな時にもやってくると気づいた。

だから不安になっても、不安だなぁと認めて、それに飲み込まれるのではなく、対処行動をしてあげるようになった。

具体的には、朝自分の心落ち着く音楽を聴きながら、白湯を飲むようにしている。

それだけで、世界の見え方が変わる。

窓から入ってくる日差し、カップから出ている湯気、春の香り。
些細で綺麗なものに目線が移り、不安に囚われなくなる。

余談であるが、リストカットなどの自傷行動も対処行動だそうだ。
周りから見たら理解できなくても、本人からしたら問題に対して対処しようとしているだけなのだ。

だからそういう方には、リストカット以外の対処方法を見つけてもらうアプローチをするそうだ。

⑤やりたくないと認められた
ぶっちゃけ生活費を稼ぐための仕事は、まったく楽しくない。

やりたくないけど、やらないと暮らしていけないからやっている。

昔の自分だったら、この「やりたくない」という感情を全否定していた。

「やりたくないなんて甘えだ」「みんな頑張っているのに自分は薄情だ」「そんな感情を持っていい人間じゃない」

そんなことを思っていた。

けど、今はやりたくない、という感情を大事にできるようになった。

その感情を切り離すことで真っ当な人間になろうとしていたが、真っ当どころから心のバランスが崩れてしまうことが分かったからだ。

また、カウンセリングの学校で、人の感情に良い悪いもないことを知った。

カウンセラーのNG行動は、相手のネガティブな感情を無理にポジティブにしようとすることだ。

それではまるで「ネガティブな感情はダメ」と言っているようなものだ。

そのネガティブな感情も、その人を構成する大事な大事な一部なのだ。

だから、無理にポジティブにするのではなく、ネガティブな感情をただただ受容することが大事だと学んだ。

そのプロセスをまずは自分が体現しようとしている。

⑥仕事習得のプロセスは一緒と気づいた
ライティング、カフェ、事務、テレアポ、と色々な仕事をしているが、結局仕事習得までのプロセスは一緒だと感じた。

組織構造的にどの役割を担うか把握

業務内容の理解・反復行動

ミスがあったときは原因を考え修正・仕組み化・再度実行

別の業務への移行

ほぼほぼこのプロセスな気がする。

そして習得とは、形だけできるのではなく、「心への負担が少なくても」できるようになることだと思った。

ライティングの仕事は最初本当に時間がかかった。
1記事作成するのに10時間かかったていたし、しんどかった。

それが慣れてくると、どういう手順で書き始めればスムーズか、どういう色使いが分かりやすいか、画像をどうしたら早く見つけられるか、など徐々に慣れてきて、心的な抵抗が少なくなった。

成果までのスピードを異常に求められなければ、大概の仕事はどうにかなるのでは、と自信にもなった。

また、自分は工夫の余地があることに喜びを覚え、逆にマニュアル的な作業があるとすごく嫌だと分かった。

個人経営のカフェでも一部マニュアルがあり、それはすごい嫌だった。
一方でそれ以外は自由で、提案すればやらしてもらえるのは楽しい。

やはりマニュアル作業が多い大手は向いていないなと確信した。


今までは自分の考えや感性なんて他の人に認められないし、世間的にずれているからダメだと思っていた。

けど、この半年で自分の感性でも生きていてもいいと思えるようになった。

なんだか自分が統合されていく感覚がある。

そして行動は続く

少しづつ心に変化はあったが、自分のライフスタイルや仕事を具体的に言語化できていない。

今後の行動案は下記通りだ。
・業務委託で仕事をもらえるように、再度正社員として働きスキルを伸ばす

・別のカフェでも働き、バリスタ修行をする

・自分の興味あるライフスタイルをしている人の元に住み込む

・カウンセラーとしての活動を始める

・色々な人と話をして、より世界の解像度を高める

正社員になると他の活動に時間が取れなくなるから厳しいなと思っている。

とはいえ、確実に稼げるスキルの安心感は欲しいなと葛藤している。

ここは再度考えていきたい。

そして、これからも色々な出会いをしてきたい。

最後に

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。

きっと同じように悩まれていて、この記事に辿りつかれたのかなと思います。

気質が近い人の記事見ると、「分かる〜!」ってなって、気が楽になりますよね。自分もそうです。

ただ、記事だけじゃなくて、実際にちょっと話したいな、とかありませんか?

僕はそう思って、思い切ってnoteの人に連絡して、お話ししたことが何度もあります。

気質近いので、やっぱり話し合うんですよね笑

今まで自分の感性が浮いていると思ってたのが嘘のように、「分かる〜」ってなります。

なんか孤独じゃなくなるんですよね。

なので、もしも一人で悩まれていてお辛いなら、ご連絡ください。

カウンセリングほど大袈裟なことはできませんが、お話しをただ聞くことはできます。

自分も一人で悩んでいたときに、第三者との繋がりに救われたので、自分もそうできたらと思っています。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

ゆるりと過ごしていきましょ〜。

連絡先(TwitterでDMください)
https://twitter.com/shiny_size



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