622: Nirvana / The Man Who Sold The World

ニルヴァーナのカヴァー曲と言えば、おそらくこの曲が一番有名でしょう。
1993年の11月18日、MTVアンプラグドにニルヴァーナが出演し、ライヴレコーディングを行いました。その模様は、同年の12月16日に放映されました。
この日演奏された14曲のうち、6曲がカヴァーで、そのうちの1曲が、デヴィッド・ボウイのこの曲でした。
(ちなみに、ボウイのオリジナルは、「連鎖反応」第30回で紹介しています。)
「アンプラグド」なのに、アコースティック・ギターをエフェクターにつないで思い切り歪ませているのは、企画のルール的にどうなのか?、というのはありますが、ボウイの隠れた名曲の魅力を、新しいファンに広く紹介した、名演だと思います。
この演奏から5か月も経たない1994年4月、カート・コバーンはこの世を去ります。
彼の死後、最初にリリースされるニルヴァーナの作品となった『MTV・アンプラグド・イン・ニューヨーク』は、US、USを含む多くの国でナンバー1を獲得しました。

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