115: Pizzicato Five / 20th Century Girl

これは、曲名が「boy」から「girl」に変わっただけですね(笑)。
サウンドは、クロディーヌ・ロンジェの「あなたのいないクリスマス(I Don't Intend To Spend Christmas Without You)」を大胆にサンプリングしています。
この曲が収録されたアルバム『ピチカート・ファイヴ』がリリースされたのは1998年で、まだ20世紀だったのですが、サビでは「私は時代遅れ/20世紀生まれ」と歌われています。当時「21世紀生まれ」はいないのに...
私、このグループが大好きな「ピチカートマニア」でした。特に、小西康陽さんのポップ・フリークぶりには、本当に圧倒されました。
このアルバムに収録されている「パーフェクト・ワールド」のアルバムヴァージョンでは、ゲスト・ヴォーカルに弘田三枝子さんを迎えています。一昨日取り上げた「子供じゃないの」の日本語カヴァーを歌った、あの「ミコちゃん」です。
この辺りのセンスも、見事なグループでした。

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