578: The Cure / Lovesong

昨日は投稿できませんでしたが、半日遅れで8/6分です。
アルバム『キス・ミー、キス・ミー、キス・ミー』のヒットにより、USでの成功を手にしたザ・キュアー。
当然、同様の路線を進むのかと思いきや、1989年にリリースされた次作『ディスインテグレーション』(UK3位/US12位)は真逆の内容でした。
大半の曲は、デビュー当時に戻ったかのような憂鬱な雰囲気のゴシック・ロック・サウンドで、当時所属していたエレクトラ・レコードからは「これじゃ売れない!」と難色を示されたと言います。
しかし、発売されると、好調なセールスを記録し、特にUSでは前作以上のヒットを記録します。
アルバムからの3rdシングルとしてリリースされたこの曲(UK18位/US2位)は、アルバムの中では数少ない、シンプルかつストレートなラブソング。彼らにとって唯一のUSトップ10入りを果たしています。
個人的には、このアルバムがザ・キュアーの最高傑作だと思っています。

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