334: The Carpenters / Please Mr. Postman

グランド・ファンクの「ロコ・モーション」がUS1位となった翌年の1975年に、カーペンターズのこの曲がUSナンバー1を獲得しました。
「ロコ・モーション」と同様に、この曲も2度目のUSナンバー1でした。
オリジナルはマーヴェレッツのデビューシングルとしてリリースされ、1961年にUSナンバー1を獲得しています。
その後、多数の大ヒットシングルを量産するモータウン・レーベルですが、この曲が初のUS1位(ビルボードのHOT100での)でした。
それから14年後のカーペンターズのヴァージョンは、シンプルですがツボを押さえた演奏、男女混成の柔らかなハーモニー、そして美しいカレンのヴォーカルという、「3種の神器」を備えた、これぞカーペンターズという感じです。
ただ、この曲、2つの「USナンバー1」ヴァージョンを差し置いて一番有名なのは、実はビートルズのカヴァー・ヴァージョン(『ウィズ・ザ・ビートルズ』収録)かも知れません。
ビートルマニアの当時にシングルリリースされていれば、USナンバー1になっていても、何の不思議もなかったことでしょう。もしそうだと、「3組のミュージシャンによるUS1位」という前代未聞の記録が達成されていたわけで、実にもったいない話です。
とはいえ、ビートルズとて、同時に何曲もチャートインしていたので、自分たちの曲にナンバー1を阻まれていた可能性はありますが...

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