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03_イライラへの対処法

皆さま、こんにちは。秋めいてきたかと思ったのも束の間、また暑い日が続きますね。

本日もいただいたご質問に回答いたします。自分とは異なるタイプの方からの質問は、とてもいい勉強になります。ぜひ読んでみてくださいね!

【質問】
私はドライビングです。エミアブルのスピード感のなさに、イライラすることがあります。それでも、私がエミアブルに合わせて「待つ」必要がありますか。エミアブルの上司(部長)の場合についても、対処方法を知りたいです。
 
【回答】
ドライビングらしい、ストレートな質問をありがとうございます(質問にもタイプの個性が出ますね。ちなみに、私もドライビングです)。
 
ソーシャルスタイル理論では、「自分を卑下する必要も、相手に媚びる必要もない。自分のタイプを理解し、相手のタイプを見分けて、アプローチ方法を変えると上手くいきますよ」とお伝えしています。
 
でも、スピードが命のドライビングからすると、エミアブルにイライラしてしまうこともありますね。もう少し具体的な対処法に落とし込んでみましょう。
 
まずトライしてみていただきたいことが2つ。
 
1つ目は、エミアブルの「バランス感覚の良い、人間関係を大切にする特徴」を理解して、ドラビングとの違いを尊重してほしいということです。
 
「遅いから悪い、早いから良い」ではなく、「私と違って、ゆっくりじっくり皆の意見を尊重しながら物事を穏やかに進めていく力のある人」と、まずはその違いを承認してみてください。
 
これで少し、気持ちが落ち着くのでは。
とは言っても、やっぱりイライラする時もあると思います。
 
2つ目、「待たない」です。
仕事を依頼したり、意見を聞かせてほしいと頼んだりしたら、「待たない」。
 
私は「Aさんの意見を聞かせてほしい。今から珈琲を買ってくるね。5分経ったら帰ってくるから、その時に聞かせてね。」とその場を離れます。
 
たった5分。されど5分。
待つのはつらいし、イライラする自分にも嫌になってしまうので、何かの理由をつけて、いったんその場を離れるようにしてみましょう。
 
威圧感のあるドライビングが目の前から消えると、エミアブルはほっとして、ゆったり考えることができます。待つ時間に何をするか考えてみるのも、人間関係にストレスをためないための、ひとつの方法ではないでしょうか。
 
試してみてくださいね。
 
エミアブルの上司の場合も、基本は同じです。コーチングでは、上司を育てることをコーチングアップと言います。あなたが部長を育てて、その方にさっさと役員になってもらいましょう。そして、あなたが現場に影響力を行使できる部長になる。
 
ソーシャルスタイル理論を活用して、上司も上手く育ててみて下さい。
 
本日はここまでです。ご質問ありがとうございました!またイライラしてしまうことがあれば、このnoteに戻ってきて、回答を読み直して、職場で練習をしてみてください。
 
引き続き、お悩みやご質問があればお知らせくださいね!

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