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広島お好み焼き屋【皐月】の看板娘のリムは実は竜の姫巫女様でした! 第12話 病院へと着きました! (2)

#創作大賞2023
#お仕事小説部門

 第12話 病院へと着きました! (2)

「セバス、ルミエル叔母様が送ってくれたL〇NEによると。お父様の容態の方はもう大丈夫だと記載していますが。本当に大丈夫なのですか?」と。

 姉上がルミエル叔母上さまから送られてきていたL〇NEのメール文の内容……。

 糖尿病から併発した軽い心不全だから数日入院して検査をすれば直ぐに退院をできると。

 ルミエル叔母上が打ったメール文の内容には。

 そう書かれている。

 でも姉上は、やはりお父さまのことが気になるから。

 只今リムと姉上は、爺やの案内で。

 お父さまが入院をされている病室へと向かうために。

 エレベーターの中にいる状態ではあるのだが。

 このエレベーターの中には、只今リム達三人しか乗っていない状態なので。

 他の人達に迷惑をかけることない状態だからだろうか?

 姉上が爺やに。

 お父さまの容態はルミエル叔母上が教えてくれた内容で間違えないのか?

 確認を込めて訊ねると。

「はい、ルミエル閣下の、姫様達へと送られた内容文で間違え御座いません。大旦那様の身体の方はもう大丈夫ですよ。病室の方で点滴を射ってもらい、安静にされ。ベッドの上で横たわり。睡眠をとっている状態ですから。もう大丈夫です。レビィア姫様。リム姫様。安心なされてください」と。

 やはり爺やは、太古から変わらぬ優しい笑みを浮かべながら姉上……。

 そしてリムへと説明をしてくれた。

 だからリムも、姉上も。

 二人揃ってこの世に生を受け、産まれた時から。

 身の回りの世話をしてくれている。

 リム達二人の祖父のような存在である爺やに。

 お父さまは大丈夫だと告げられて。

 リムも、姉上もお互いが顔を見合わせ。

 ホッ! と胸をなでおろし、安堵するの。

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