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もし笑われたとしても、その人が笑ってくれるならいい。|となりの総務さん(1)

よくインタビュー記事に出てくる有名な総務さんの話を聞くのもいいけれど、きっとうちの会社や隣の会社で働く総務さんも魅力的な人のはず。

そんな等身大の総務さんの話を集める「となりの総務さん」企画を始めました!第1回目は、総務になりたくて今の会社に入ったという、ちあきさんにお話を伺いします。
(聞き手:田中慎、熊倉由実)


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勢いでいかないと石橋を叩きすぎるタイプ

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ー田中:ちあきさんは今の職場の前は何をしていたんですか?

前職は6年程、スポーツジムで働いていました。最初は受付で入って、キャラがいいからトレーナーもやってと言われて兼務するようになりました。ジムのお客さんはおじいちゃん、おばあちゃんが多くて、「ジムに通ううちに動けるようになった」といわれることが嬉しかったですね。人に声をかけるのが好きなんです!

ー田中:受付の人が覚えてくれたり、声をかけてくれると嬉しいですよね。

そうですね!人に絡みにいくのが好きなんです。1:1が得意。自分もそうして声をかけてもらえると嬉しいじゃないですか。あと、そうした関係ができていると何かお願いをするときも頼みやすくなる。もともと三姉妹の長女だし面倒見がいいのかもしれませんね。

-田中:長男長女タイプは総務に向いてるのかもしれない。笑

この人に任せておけば大丈夫と紹介されたことあります。笑

働いている人にとっては何でもないことなのかもしれないけれど、備品とかがバラバラになっているのを改善して、探す時間のロスを無くすことなんかも好きです。
前職では職場環境の改善提案もしていました。自分の提案が採用されたりしたのが、総務という仕事でもっと働きたいと思うようになったきっかけなのかもしれないですね。

-田中:学生の頃になりたい職業はあったんですか?

警察官になりたかったんです。私、すごく影響されやすいので、小学5年生で「踊る大捜査線」を見て、ずっと青島刑事みたいになりたかった。専門学校に進むつもりだったけれど、友達に体育の先生に向いてるよねって言われて今度は体育の先生を目指し始めて大学に行きました。その目標は叶わなかったけれど、スポーツに関われるところで就職したんです。

-田中:勢いでいくタイプですね。笑

勢いでいかないと石橋を叩きすぎるタイプなんです!だから勢いでいかないとダメで、、、「ビャーッ!!」とか擬音語で生きています。笑


総務になりたくて今の会社に入社した

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-熊倉:今の会社にはどうして転職することにしたんですか?

少し体力的に厳しさを感じていたこともあって、転職活動を始めました。そのときにあらためて総務として働きたいと思い、総務になりたくて今の会社に入りました。

今の会社に総務として入社してから、自分でできる環境が整って、場をつくることに意識が向き始めて楽しくなりました。今はオフィスを働きやすい環境に変えていくプロジェクトに関わっています。

-熊倉:仕事をしていて楽しいと思えることは何ですか?

やっぱり目に見えて環境が良くなるので。みんなが働きやすいオフィスになることにワクワクしています。変わっていく過程を見ることができる、携われることが楽しいですね!

-田中:たとえばオフィスがフリーアドレスになったとしたら、働く環境は変わりそうですか?

会社だけでなく、働き方自体に変化がきていると感じていて。働く場として、会社以外の選択肢もでてきて、自分で一番どこが生産性が高いか、選ぶ時代になるんだろうなと思っています。会社もそれに合わせて進化していくと思う。進化し続けるオフィスですね・・・!

-熊倉:進化して続けるオフィスかっこいいですね!そのオフィスに合わせて総務はどう変わっていきたいですか?

そうですね、、、頼れる存在になりたい。社内の人のことをもっとよく知って、「この人こんな人でつなげますよ」っていう風になっていて、社内のハブになりたいと思う。備品の場所を聞かれるだけでなく、人をつなげたい。


もし笑われたとしても、その人が笑ってくれるならいいかなって思う

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-田中:社内のメンバーをつなぐ役割は、スポーツジムのときにしていた役割に近いですよね。

確かに。もっと動き回りたい。社内にどんな人がいて、どんな話をしているのか知りたい。もっとその人の背景を知りたい。

結構エンジニアの人と話すとき緊張したりするんですけどね。話すとき目を見てくれなかったり。笑
しゃべるより文字でのコミュニケーションが上手い人も多いので。

私はあえてバカになるのも大事かなって。とりあえずやってみよう!って。もし笑われたとしても、その人が笑ってくれるならいいかなって。

-熊倉:ちあきさんいるだけで雰囲気が明るくなります。


みんながよりよく働ける環境づくりを

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-熊倉:仕事を通じて、実現していきたいことはあるんですか?

今は仕事が忙しいけど、、、今目の前のできることに全力で取り組んで、みんなが働きやすい、喜んでもらえる場を創りたい。よりよくなっていってほしい。

みんなが生き生き働いているのがいいなって。たまに「よくなった」って言ってくれるとありがたいです。まぁ私は「どうですか?!」って自分で聞きにいってしまうのだけど。笑

ただ、意見を貰った時に、全員の願いを叶えられないのが悔しい。100人いれば100人の働き方があるから、自分としては実現してあげたいけど、できないことが悔しいなと思っています。

理想は、魔女の宅急便の「おそのさん」みたいな人になりたいです。

おそのさんって、キキを泊めて部屋も貸してあげて朝ごはんもつけるっ!って言ってくれるところが人としての器の広さを感じられて。この人なら頼りやすいし頼りたいってなりますよね。それって今まで私が仕事してきた中で大切にしてきたものでもあります。

おそのさんはきっと地域の人たちの輪をつくる架け橋とかにもなってそうですよね!そんな人に私もなりたいと思っています。みんなを幸せにするような人に。

-田中:素敵ですね。ちあきさんが他にこんな総務さんの話を聞いてみたいっていうのはありますか?

いろんな会社の面白い仕組みを創った人の話を聞いてみたいです。そういうのはワクワクする。総務は裏方のイメージがあるけど、前に立ってやっていく、攻めの姿勢がいいなって思います。

-熊倉:明るく元気になる話をありがとうございました!

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