西田芳明の一刀両断
見えてくるまで考え抜く
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見えてくるまで考え抜く

西田芳明の一刀両断

考えることは誰にだってできますが、答えが見つかるまで考え抜いている人は案外少ないのではないでしょうか。たいていの人は、考え抜くことを途中で放棄し、うやむやにしてしまいます。私たちが仕事をしていく上では、その結果が見えてくるという心理状態にまで達していなければなりません。
おそらく、考え抜くということをしたことがない人にはきっとその意味は分からないでしょう。

組織で働く人間であれば、自分の考えた内容を上司に報告します。経験豊富な上司は誰よりもすぐれた判断をする力を持っているのですから、上司の判断に従う為に、自ずと徹底的な思考にブレーキをかけている方もいることでしょう。

しかし、こういう状況であっても、どこまで我慢して諦めずに徹底的に考え抜くことができるかには個人差がでます。考え抜く力というのは社会人基礎力のひとつです、物事を改善していく為には、常に問題意識を持ち、課題を発見することが求められます。その上でこの課題を解決するための方法やプロセスについて十分納得がいくまで考え抜く力が必要なのです。

考え抜く力を身につけるには、課題、目的について分析ししっかり理解する。頭の中で起こり得る問題を全て考え尽くす。考えた問題の解決に向け、プロセスを明らかにする。そのプロセスに根拠を持って最適な解決策を考える。
このようなことを常に意識して繰り返し考える週間を身につけてみましょう。根拠の内容が正しいことを裏付けできれば、自分自身の不安も拭えますし、なにより説得力が高まります。

たとえ、夢や願望であったとしても、真剣にこうしてああしてと何度も何度も頭の中で繰り返しシュミレーションするうちに、ついには夢と現実との境がなくなり、まだやってもいないことまでもがあたかもやれたかのように感じられ、次第にやれるという自信が生まれてきます。これが「見える」という状態です。

こうした「見える」状態になるまで深く考えていかなければ、前例のない仕事や、創造的な仕事、いくつもの壁が立ちはだかっているような困難な仕事をやり遂げることはできないでしょう。


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西田芳明の一刀両断
大阪府堺市北区百舌鳥梅町54年間営業してきた進和建設工業の代表を務めております。土地活用術を中心に賃貸経営に関わる様々なことを発信していきます。