西田芳明の一刀両断
知識より体得を重視する
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知識より体得を重視する

西田芳明の一刀両断

みなさんは「知っている」ということと「できる」の違いを考えられたことはありますでしょうか。人から教わったり本を読むことで知識を得る、つまりこれが「知っている」状態です。

そして、文献などで得た知識に基づいて、行動したつもりでも、実際に得られる結果はその都度違ってくることがあります。経験に裏打ちされたことによって本物の結果を得られた状態が「できる」なのです。

こうしたベースがあってこそ、はじめて知識や理論が生きてきます。
そして人の理解を得る時にも経験の有無で説得力が違ってきます。

説得というのは相手を思い通りに動かす、協力を仰ぐ、やる気を引き出すなどの力のこと。簡単に言えば、快く「YES」と言わせ、言った通りに行動してもらうこと、それが説得です。

説得する側の経験値が浅ければ、到底、人を動かすことなんてできません。どこかの本に書いてあったことや誰かが言っていた事をそのままコピーして話したとしても、言葉というのは人間性が現れます、人間性が言葉に伴っていなければ重みがなく、説得力は生まれません。いわゆる薄っぺらい人に思われてしまうことがあります。

「知っている」、「できる」を同一視していると、言葉の響かない人になりますので注意する必要があります。学校で高度な教育をうけてきた人なら、本に書いてあることぐらい全部知っています。

みんな頭でっかちになっていますから、理屈を知っているだけで、あたかもできるかのように思い込んでいる。しかし錯覚にすぎないのです。
知識があるのならそこに実践を加え体得することで、「鬼に金棒」となるわけです。

説得とは、人を言いくるめることではありません。相手の態度を変化させること。納得してもらい、心をつかむことです。強引に同意を求めることではありません。人の納得、同意を得る為には単に論理的なデータや証拠、情報を相手に提示するだけではいけません。

難しく思われるかもしれませんが、「人に話すまえに体験しておけばいい」それだけです。逆に、体験もしていないのにあたかも自分が経験した結果だと言わんばかりの対応は避けた方がいいと思いますね・・・。

ぜひ、自分は「知っている」だけなのか、それとも「できる」なのかを一度考えてみていただきたいと思います。

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西田芳明の一刀両断
大阪府堺市北区百舌鳥梅町54年間営業してきた進和建設工業の代表を務めております。土地活用術を中心に賃貸経営に関わる様々なことを発信していきます。