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有田焼DIYアクセサリーキット「ゆら」

クラウドファンディングも残り2週間となりました。

達成率も90%とあと一息、初めてのオリジナル商品ということで不安もありましたが沢山の方に話題として取り上げて頂き感謝が尽きません。

ここでもう一度なぜゆらを作ろうと思ったのか、どんな商品なのかについて書いてみたいと思います。


コンセプト

伝統工芸は目的ではなく手段!と私は常々思っています。

今回有田焼を選んだのは伝統工芸品だからではなく美しいからというのが大きな理由です。

日本文化が徐々に薄れていく中で、沢山の物が美しいことも知られず消えていこうとしていることに危機感を覚えています。

何かを産み出す・発明する事はとても労力が必要で大変なことにも関わらず、先人の苦労を意図も容易く捨て去ろうとしています。

先人達の知恵で実は私達はも少し楽に生きていけるのではないだろうか?そう思うのです。

その思いを持つ中で、日本の伝統に新しいデザインを載せる事でよりクオリティの高いものを手頃に手に出来る環境を作りたい。

その第一歩がこの「ゆら」です。

ゆらとは?

ゆらは有田焼を使ってオリジナルのアクセサリーを作ることが出来るキットです。

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ゆらの名前は「たまゆら」という言葉からとりました。たまゆらは少しの間という意味の古語です。

芯綴渡企画は、1人1人の時間やほんの一時を大事にするお手伝いが出来たらと思っています。

美しい有田焼に自分の好きなデザインを載せて身に付ける生活で、伝統工芸を身近に感じる素敵な一時を過ごして頂ければと思います。

youtubeではゆらで実際にアクセサリーを作成している風景を公開しています。

ゆらで出来ること

ゆらではパーツを指輪、イヤリング、ピアスから選んでアクセサリーを作る事が出来ます。

パーツを選ぶだけでなくパーツ無しも準備しています。決まったアクセサリーだけでなく、帯留めやブローチ等購入者それぞれの形を探して頂けるととても嬉しいです。

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円の白磁にハサミで切り抜いた転写紙を貼り付けて、自分が気に入ったデザインの有田焼を作ることが出来ます。

基本の絵柄はまとまりとしてありますが、その絵柄の一部を使ってみたり自由に発想頂けます。転写紙の切り取りもハサミと簡単なので、好きな絵柄で愛着を持てるような作品が出来上がると思います。

絵柄のデザインや有田焼の監修については下記の記事に書いていますのでご覧下さい。

リターンについて

Makuakeで公開しているプロジェクトでは、ゆら以外のリターンも準備しています。アクセサリーに興味が無い方もコンセプトに共感頂けた方はぜひ覗いて頂けると嬉しいです。

今回ゆらの転写紙を大津さん、大島さんにお願いしました。ゆらオリジナルのデザインを気軽に楽しんで頂くため、キーホルダー・巾着を制作しました。

大津さんデザインのキーホルダー

仕上がりイメージ~2

大島さんデザインの巾着

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キーホルダー・巾着と一緒に芯綴渡企画が運営する「日本文化について考える会」を体験する事が出来ます。

私達は自分達の国日本について考える場が必要だと考えています。

日本文化とは何なのか?その正体を掴むための仲間を探しています。そのような話合いの中で、人と人との繋がりを作っていきたいと考えています。

・日本文化をビジネスにしたい人同士の繋がり

・伝統産業と伝統産業に興味がある人との繋がり

・伝統産業と先端技術との繋がり

日本文化について考える会の雰囲気を知って貰うため、6/20に芯綴渡企画初めてのワークショップを行います。

各分野の専門家が日本について話します。その中で日本文化について考えるきっかけ作りとなればと考えています。

参加はどなたでも自由です。参加希望の方連絡をお待ちしています。

shinteitokikaku@gmail.com

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今後の活動について

ゆらという製品を通して私達芯綴渡企画がどのような考えを持っているかをお話してきました。

日本文化が日常から離れて行く中で、どこか違和感や納得出来ない部分がある方もいるのではないでしょうか?私はそうでした。

私達はそこに改めて目を向け、1人1人の生活を大切に出来るような社会になると良いなと思っています。その中で伝統工芸など、日本で長く残されてきた物の力を借りることで、少しでも日常に目を向ける余裕を産み出していきたいと思っています。

そのために、

日本について考える場を少しずつ増やし、日常生活に日本の要素を感じる事が出来る製品を作ると共に、

既に伝統産業で働いている方が働きやすく長く産業を続けられるようお手伝いをしていきたいと考えています。

その様な活動を続けるには協力頂ける方々の力が不可欠です。今後の活動も含めて共感頂ける方が増える事を祈ります。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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