この世に言葉だけ

詩「この世に言葉だけ」


あんたとあたしむかしっから
この世間にふりまわされてばっかり
ものがありすぎてあまりにもありすぎて
あたしあんたに何を言いたかったかもう
わからないの
あんたにあたし何を欲しかったのかもう
おもいだせないの

もうあんたに何もして欲しくなんかない
もうあたし何もしてあげたくないのもう

これからありったけの涙ぶちまけるの
涙だけがでるのわかるのどうしようもなく
その涙をもうどうして欲しくなんかない
ただ言葉だけのこの世界にあんたと
あたしがいればよかったの

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?