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文系と理系のどっちに進学するか迷っている君へ。


理系と文系の区別って難しくないですか?きちんとできていますか?

特に進路に迷っている高校生や、その親御さんたちは、理系と文系の違いについて知っておいて損はないと思います。


申し遅れました。高校では「文転しやすそう」という理由で理系を選択したしんたろです。

結局、農学部の大学院まで進んで、遺伝子操作とかバイオテクノロジーの最先端っぽいことやってました。

身近な例でいうと、ビスコから乳酸菌を単離できるようになったり、ヤクルトは本当に生きて腸まで届くのか?とか、綾鷹のうまさは濁りから来ているのか?とか不要不朽の実験ができるようになりました。(綾鷹はにごりは旨味というキャッチフレーズでCMしていた時期があります。)


そんな僕なので、僕自身の考えは大したことないです。ただ、東浩紀さんという方の『理系と文系の分類』が素晴らし過ぎたので紹介したいんです。


反復可能かどうか

東浩紀さん曰く、ざっくり言うと。

反復可能な知のことを理系。反復不可能な知のことを文系。とカテゴライズしている。


例えば、こういうことです。

リンゴはいつでも1mの高さから落としたら落ちる・・・理系

桶狭間の戦いの状況をもう一度再現しても、織田信長が勝つとは限らない・・・文系

1+1は何回やっても2・・・理系

aという遺伝子は常にAという酵素を発現する・・・理系

僕がもう一度10歳から人生をやり直しても、今の場所にいるかわからない・・・文系

Xという虫は〇〇に分類される・・・理系

太宰治が毎回の人生で、人間失格を書けるとは限らない・・・文系


どっちが正しいとかじゃない

これまた元も子もないんですけど、自分の好きな方を選んだらいいと思うんですよ。

僕は無責任なので、好きな子のいる方を選んでもいいと思っています。

ただ、好きなことで選びたいけど、迷っている人には、自分の好きなことが再現可能かどうか?という点で考えてみるのも面白いかと。

そもそも、理系と文系という分け方がとてもざっくりなので曖昧な部分もあります。

物語を生み出すというと、再現不可なので文系の要素になります。けど、『初心者におすすめの物語の作り方14選』とかになると、再現性の要素が出てくるので、ちょっと理系寄りになります。


こんな動画見てる暇人ってバレるの嫌だったんだけど、東浩紀さんの理系、文系の考え方はこの動画で見れます!


理系とか文系とか、何か疑問などあればお気軽にコメント欄で聞いてください!


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