見出し画像

「やってみよう!」と思うことの大切さ

 私は先日榊裕美さんからお話しを聞きました。裕美さんはフリーランスという仕事をしています。フリーランスという言葉はあまり馴染みのないものかもしれません。ざっくり説明するとフリーアナウンサーに近い働き方だそうです。世の中には2種類の稼ぎ方があり、1つ目は売ること、2つ目はもらうことです。フリーランスは「もらう」に分類されるそうです。
 裕美さんは様々な経験をされてきました。働くことについて調べる機会があり、親戚のおじさんに話を聞いたところ漁師をやっていたそうで、その話を聞き「かっこいい!」と感じたそうです。しかし元漁師のおじさんは「リストラされ漁師の時代は終わった」という言葉を聞いて、また復活させたいと考えたそうです。その後東日本大震災が起こり、そこでボランティアをしたことがきっかけで様々な方と仲良くなり、地域に関わることをたくさん行ってきたそうです。そして関わりのあった方に「りんごちゃん」て呼ばれているそうです。裕美さんはもう一度大学院を通い始めましたが、福島県で活動を始めたため、休学を3年も延長してしまったそうです。それでも地域のために活動をしている姿はすごいと思いました。
 そんな行動力のある裕美さんも大変なことはたくさんありました。会社を辞めて無職になったり、「何がしたい?」「何ができるの?」と自問自答する日々を送ったりとすることもあったそうですが、「でもやってみよう!」という気持ちで乗り越えてきたそうです。それに「りんごちゃんだからいいよ」って言ってくださることが嬉しいそうです。その後、色んな人に声をかけをもらっており、今ではスケジュール帳が予定でいっぱいになっており、移動が多い仕事をこなしてるようです。
 私は今回このお話を聞いて自分の気持ちに正直になって行動するのも時には大切なんだなと感じました。そして、「やってみよう」と思うことも必要なんだなと思いました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?