人生を「濃く」するために

今回の探究の授業では、小林味愛さんから話を聞きました。

小林さんは、福島県の国見町で2017年に「株式会社 陽と人」を起業した人で、全国に陽と人は300店舗ほどあり、世界では、シンガポールにも店舗があります。

小林さんは、起業をするまでは、国家公務員として働いていました。初めの頃は人のために働くと考えていたのですが、いつの間にか職場で認められたいの一心で休日も勉強していたり、上司からの指示以上の仕事をこなしていたり、上司が言っていた、熱を出しても会社を休まなかったという話から、風邪を引いても働く、有給休暇を取らなかったりと、とてもハードな生活を送っていたそうです。たとえ自己満足のためだったとしても、休みがないと言っても過言ではない生活を送るのは凄い体力と気合なんだなと思いました。このような生活を送っていたら、半年間家に帰れず、意識朦朧になったそうです。そんな日々でしたが、小林さんは、苦ではなく、楽しくてむしろ充実していたと思えたそうです。しかし、社会人5年目で人のためになっていないと思い、転職をしたのですが、前の会社とのギャップに苦しみ、耐えきれなくなり、3年後に陽と人を起業したそうです。その時は不安がなく、サラリーマンとして働いていた時のほうが不安だったそうです。起業したての時は、競合をしないなどを心がけていたそうです。

授業のなかで心に残った言葉は、人生の濃さは、自分で決めれるという言葉です。何事も真剣に取り組んで濃い人生を送れるようにしたいです。

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