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なりたい自分を見つめて

 今日はラストの職業探究。福島でキッチンカーでフルーツドリンクを販売している目黒さんにお話を伺いました。
  先ほど、フルーツドリンクと言いましたが、ただのフルーツドリンクではありません。目黒さんが販売しているのは、おばあさんが育てている桃などのフルーツの中で傷などが原因で売り物にならなくなってしまった、でもまだ食べれるものを取り扱っているそうです。
 目黒さんはとても活発な方で英語を専門的に学ぶために大学へ進学したのちにフィジーという国に、留学にいったそうです。私が特に驚いたことは、このフィジーという国には「ケレケレ」という言葉があります。一見「蹴れ」という意味にとらえられそうですが、「自分のものは他人の物、他人の物は自分の物」となんともジャイアンみたいな言葉ですね。これがフィジーの共通の言葉らしいです。
 その後コロナ下に突入して、目黒さんは当時ワーキングホリデー(18~30の若者を対象に与えられるビザのこと。その国に滞在しながらアルバイトができる)を希望していましたが、コロナによってこれを断念せざるおえなくなってしまいました。続いて目黒さんがとった行動は、シェアハウス生活。12人のルームメイトとともに生活していました。目黒さんは、生活内では意外と1人の時間も取れていたので快適だったと語っていました。そして生活のことでいろいろ困っていた目黒さんのもとに1人のルームメイトが駆け寄りました。そしてそのルームメイトから「クラウドファウンディング」というものを教わりました。クラウドファウンディングとは、インターネットを介して不特定多数の人から、少しづつ資金を調達し、自分が実現させたいと思っていることを表明して行動に移してみるというサイトのことであり、私のような高校生でも利用できるそうです。また、ただ書き込むのではなく、支援側が(応援したい)、(サービスを試してみたい)と思わせることが大切だと語っています。例えば私の場合「高校生」「過疎化の町の活性化」などが当てはまるのかなと考えたりもしました。
 そして、目黒さんは無事資金をもらうことができ、夢のキッチンカーを
での販売をすることができたそうです。
 今回の授業を通して、夢を実現することは大変なものです、今回の目黒さんのように人間なのですから、誰だって失敗すること・脱線することはあると思います。しかし大切なのはそれから自分自身を見つめなおして、どう改善していくかだと。それを考えさせてくれた素晴らしい授業でした。これからも意識して生活していきたいです。


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