DXの民主化ってなに?DXのシェアリングエコノミーで世界を変えるってどういうこと?
DXは、デジタルトランスフォーメーションの略称で、いわゆる企業活動をデジタルシフトしていきましょう。という一つの大きな流れですよね。
今のご時世もあって、必要性はなんとなくみんな感じていると思います。
・ハンコをやめる
・Zoomをする
・スマホをつかいこなす
・チャットをする
・紙の書類をやめる
大きな流れはこんな感じで、目的は平たくいうと「効率化」ですね。
突き詰めて考えると、あらゆる時間の「短縮」、作業の「削減」、物理的な移動の「排除」、データへの「即時アクセス」、この辺りを複合的に連携させて効率化を図ることがDX化に取り組むメリットと言えます。
で、最近の私はこの流れに沿ったDX系のプロダクトの事業開発に多くリソースを割いています。
「高井 伸」をあらためて自己紹介
B2BマーケティングのTipsなんかを結構発信しているので、コンサルティング的な人と見られることが多いのですが、
少し改めて自己紹介をさせて頂きますと、私自身はインターパークという会社の取締役とCOOを務めております。
なにをやっている会社かというと、Saasベンダーですね。IT製品をつくって、販売するというのを自社で一貫して行っています。
メインの製品が、マーケティングオートメーションや営業支援システムの「サスケ」というプロダクトになります。
このプロダクト自体の事業開発の過程で、またマーケティングや営業領域への製品提供という特性上から、マーケティングナレッジが自動的に社内に溜まっていくので、私が会社を代表してB2Bマーケティングのノウハウを発信していたりしています。
私自身、マーケティングの専門家というより、起業して11年ずっと事業を立ち上げ続けているので事業開発の専門家です。
事業開発の中で、マーケティングや営業の文脈が必ず必要になってくるので、その辺りのスキルを付随して持っているというイメージのほうが合っている気がしています。
事業会社の現役COOなので、経営視点や事業視点でマーケティングを見るのが得意ですし、今使えるマーケティング施策をリアルタイムで出せたり、転用できる考え方を提供できたりするので、Twitterなんかではマーケティングコンサル枠の人になっておりました。
事業開発のいろんな手法もnoteで色々公開したりしているので見てみてください!
本題のDXの話題に戻ります!
DXの民主化で世界を変える
そんな私が、今何をやっているかというと、
「サスケWorks」というノーコードで業務システムがつくれるプラットフォームの事業開発を頑張っています。
ノーコードという技術をつかって、世の中のDXを支援というか、DXの提供方法も含めて、仕事の在り方を、働く事自体の在り方を変えていきたいと思っているわけです。
今回のnoteでは、プロダクトの宣伝というより、我々の考えるDXを通じたビジョンや世界観を伝えれたらなと思っております。最後まで読んでもらえるととてもうれしいです。
Twitterなんかで、感想を投稿してくれたりすると、飛んで喜びます。
話が脱線しました。戻します。
ですので、一企業の利潤云々というよりも、世の中がよくなる。世界を変えるプロダクトとして、今事業を推進しています。
そして、世の中への私たちからの大きな投げかけとして、
「DXの民主化」
というのがあります。
これは「DXを誰でも実現できる社会という世界観」です。
DXの問題点と解決策の提示
企業のDX化は、システム化するという側面が大きいのですが、
このシステム化のプロセスには問題点があると思っていて、それは莫大なコストがかかるのと、使われる”機材”がプロ仕様なので手軽にトライアンドエラーができないところです。
日本の全企業の99%は中小企業です。
ただその99%がDXに手を出しづらい環境が同時に存在していて、導入コストを抑える。かつ誰でも使えるツール提供が必要と考えているわけです。
具体的な解決策でいうと
莫大なコストがかかる → 安くする
機材がプロ仕様 → プログラマやエンジニアがいなくても使える道具を用意する
この2つになります。
じゃあ、これで問題解決かというとそうでもなく、
ここには、システム化していくためのノウハウやスキルという視点が欠けています。システム開発で「要件定義」と呼ばれるものです。
ですので、コスト、ツール、ノウハウの3つ問題解決がセットでDXの民主化は実現します。
量産できないDXの要「システム化」スキルをどう供給するか?
そうなると段取りとしては、
1、誰でも、簡単に、安く使えるDX化ツールを用意する。
2、システム化のノウハウやスキルを確保する。
この順番になります。
で、私が着目しているのは「エクセル」です。
???どういうことか???
世の中的に、エクセル使いの人ってかなり多いと思っていて、マクロ組んだり、関数つかったり、
日常的にエクセルというツールをつかって、
いわゆる "システムを自分でつくって、自分でつかっている人”
って普通にかなりの人数いると思っているんですね。ここのスキルにとても注目しています。
エクセルスキルを活かせるノーコードって何?
そのエクセルスキルに相性が良いのが「ノーコード」だと思っています。
最近出てきている流行りワード「ノーコード」だと、プログラミングスキルがなくてもコードを書かずにWebシステムがつくれてしまいます。
で、ノーコードと、普段つかっているエクセルスキルが相性良く接続できるんですよね。
これは、実はあまり気づいている人がいなくて、エクセルを作り込む感覚と、システムをつくる感覚はほぼ同じです。
とても単純化すると、プログラミング言語でコードを書くか、書かないかという違いのイメージで良いと思います。
しかも、あなたが仕事でつかっているエクセルの仕組みは、実は他社でも結構汎用的に使える。これも訴求したいところで、シェアすると価値が爆上がりするもののひとつが、実は「エクセルの仕組みやスキル」だと思っています。
今まで一箇所に滞留していた”エクセルスキル”を、システムとして、世の中にシェアできれば、
実は、
2、システム化のノウハウやスキルを確保する。
この2番のリソースが確保できると思っているんですよね。しかもスキル循環がうまく回れば、日本の99%の中小企業の多くにもリーチができる。
DXスキルのシェアリングエコノミーの構築が、DX化全体を加速させますし、その結果、国の生産力を上げることにつながっていくと思っています。
自分でつくったWebシステムが、自分ブランドで販売できる
そんな世界観で今、事業開発しているのが「サスケWorks」なんですね。
1、普段つかっているエクセルのスキルをつかって
2、ノーコードでWebシステムがつくれて
3、そのWebシステムがつくった人や会社の自分のブランドとして販売できる
4、プラスして、システムをつくるためのコンサルティングや、システムを運用していくためのサポートサービスみたいな無形のスキルも販売できる
5、課金体系は初期費用と月額費用と分けられて、サブスクモデルのSaas事業が、個人でも企業単位でもすぐにつくれる
6、Webシステムの提供者は、メーカーとして、企業でも、個人でも、副業としても、本業としても活躍できる。
7、これを普及させられれば世の中のDX化は一気に進む
そんな感じのビジョンで、今までは企業の専売特許だったIT製品のメーカー業を個人でも企業でも気軽に展開できるようにプラットフォームを運営しています。
DX化のシェアリングエコノミーを構築
DX化という文脈の中で、”エクセル”の価値を見直す。価値に価格もつけて提供する。その無形の価値を世の中にシェアしていくだけで、新しい波が生まれると考えています。
その為の「サスケWorks」というプロダクトです。
データベース連携、ペーパーレスの仕組み、凛義申請、Webフォーム連携、メール配信、ダッシュボード機能etc
エクセルでは実現できない ”プロ機材" も少しずつ混ぜ込んでいくことで、新しい発想につながり、新結合(イノベーション)が生まれる「DXの共有経済」を実現したいと思っています。
こんな感じで、
クライアントワークから得られた知見を汎用化させて、自社ブランドのシステムとして販売してもいいですし、さらにカオスになっていってもいい。
例えば、従来のサービスの提供者と、顧客という一方通行の関係性も溶けてくると思っていて、顧客だった人が自社のDX化を受けて、汎用化できる部分を自分ブランドのWebシステムとして売り出し、顧客側だった企業が一気に、サービス提供者側のメーカーに早変わりする現象なんかも想像できます。
新しい生態系の創造。DXのシェアリングエコノミー化。
価値のシェアを、金銭的なインセンティブを通じて加速させていけるといいなと思っています。
そんな新しい世界を生みだす活動をしています。
わたしもノーコーダーとして活動中
今は私自身もノーコーダーとして活動してます。
今手がけているのは、20名以下の企業の方々向けの簡易ERPです。顧客管理システム、商品管理システム、販売店管理システム、なんかを10個くらい並列に並べたシステムです。
システムの全体像はこんな感じですね。
・初期費用:40-50万円
・月額費用:11万円(導入後3ヶ月)、2-3万円(3ヶ月目以降)
くらいの費用感で提供していこうかなと思っています。
「ノーコーダーズDXオンラインサロン」というサロン運営も主催してまして
メンバーの皆さんと一緒に、アプリレビュー会や、1on1ミーティング、ノーコードカリキュラム、ケーススタディ勉強会、ワークショップなども開催しています。
ご興味あれば、下記からオンラインサロングループに申請ください。
結局、DXとは何なのか?
資料を探す時間がなくなったり、
商談を家からできるようになったり、
データを経営資源として考えた時にデータの流れが可視化できるようになって意思決定に幅が出たり、
バラバラだったデータ同士がつながって相関関係が見えるようになって新しい発想が生まれたり、
インターネット上にデータを置いているのでどこからでもアクセスできるので働く場所に自由度が出たり、
私なりの解釈はありますが、答えをぜひ一緒に探しましょう。
では皆さん。未来でお会いしましょう。
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