何度も振り返りたい私の思い出②(海外留学編)
今日は、前回投稿した「何度も振り返りたい私の思い出①」の後編を
記したい。
ーーービーチで少し話をした後、ちょうどランチの時間だったのでそのまま
ランチを一緒にとる事になった。
大学でのこと、ケアンズでの日々、話題は尽きる事なくずっと話していた。
私たちが出会った日は、私はまだゴールドコーストへ移って間もない時期
だったけれど、旅行で来ていた彼の日程は、もう終盤だった。
明日がちょうど最後の日だというので、また明日会う約束をして別れた。
次の日は、エリアを散策しようと一日中動き回った。
気になるお店がある度に足を運び、綺麗なビーチがあれば休憩をして、
思う存分食べて飲んで歩いた。
恋に落ちた次の日には、日本へ帰ってしまうなんて少し寂しかったけれど、
また大学へ戻れば同じキャンパスで会えるような不思議な環境だったので、一生の別れではない気がしてすごく嬉しかった。
早朝に見送り、また思う存分サーフィンをする日々が戻った。
彼に会う前とまた変わらないような日々が戻ったような気がするけど、
海を上がって携帯を見れば彼からのLINEがきてる。
その変化がすごく嬉しかった。
ゴールドコーストでの天国のような2週間を終え、私はまたケアンズへ戻った。そこからの残りの1か月も楽しく過ごし、ついに帰国の日は来た。
ほんの数か月前には全く知らない地だった場所に、自分の居場所が出来て、別れを惜しむ人たちがいて、それがなんだかとても不思議だった。
私は今でもオーストラリアの思い出を振り返ると、この時出会った人々が
目に浮かぶ。
ホストファミリー、学校の友達、先生、そしてゴールドコーストで出会ったルームメイト、もちろん彼も。
この地での別れがさみしい人、そして日本での再会を楽しみにしている人が一気に浮かんできて、なんだか訳の分からない涙を流したことを覚えてる。
日本は、青葉が爽やかな季節だった。
小麦肌で帰国した私を迎えてくれたのは母親。送り出してもらった時と同じようにハイタッチした。
ほんの数か月日本を離れただけでなんだか色々な見方も変わって、一回り
成長できたのかなと、肌で感じる事が出来た。
しばらく会えていなかった友達や家族との再会を楽しみ、大学へ復帰すると
私は一目散に彼と会う約束をこぎつけた。
大学のそばのカフェで、お互い授業後に集合した。
久しぶりに会えた彼も日に焼けていて、日本で会うのはちょっとお互いに
違和感があってドキドキした。
・・・最終的にこの彼とどんな事があったかは、また折を見て書ければいいなと思う。今日は、ここまで!
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