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ボヘミアンラプソディから学ぶ ポジティブ感情を抱く社員を増やす方法(3)


過去2回の投稿で、映画「ボヘミアン・ラプソディ」とポジティブ感情を懐く社員を増やす方法について書きました。

ポジティブ感情を懐く社員を増やす方法は8つのポイントがあると書きましたが、前回、前々回では以下の4つについて書きました。

(4) 好きなことに夢中になる
(5) 自分の強みを活かす
(6) 他者との絆をつくる
(8) 心を開く

今回は、残りの4つについて書きたいと思います。

残りの4つについては残念ながら「ボヘミアン・ラプソディ」からの学びは少ないかもしれません。


(1) 良いことを十分に味わう
(2) 恵まれている点を数える
(3) 自分のした親切を認識する
(7) 自然とのつながりを持つ

(1)良いことを十分に味わう

とーっても当たり前ですが、良かったことを思い出すだけで楽しくなりますよね?
逆に、悪かったことを思い出すと、なんだか嫌な気分になりますよね?

なので、毎日とは言いませんが、1週間に一度ぐらいは、意図的に良かったことを思い出してみるのです。

それだけでも、ポジティブ感情が生まれます。

映画の中のフレディ・マーキュリーは、自分たちが優れたイケてるバンドだと理解し、そのような服装と振る舞いをしています。

しかも、デビュー前からそうしています。

自分たちは良い状態である、自分たちは良い存在である、自分が良い状態だと思う、自分が良い存在であるということを、ちゃんと理解していることが、フレディ・マーキュリーとQUEENメンバーをポジティブにしていますよね!


(2)恵まれている点を数える

「ありがたい」のは「有り難い」と書きます。

つまり、有ることが難しいということです。

となると、「ありがたい」の反対は、有ることが普通だということなので、「当たり前」です。

帰る家があり、働く職場があり、友人がいて、家族がいて、着るものもあり、食べるものもある。
こんなことは「当たり前」だと思うのかもしれませんが、世界の国々を見れば「当たり前」ではないとも言えます。

でも、発展途上国の飢餓の話や、不治の病の話を見聞きすると、自分は恵まれているなーと思うはずです。

ですので、当たり前のことかもしれませんが、自分が恵まれているなと思うことを数えるだけでもポジティブ感情が多くなります。

映画の中のフレディ・マーキュリーは、出っ歯であることを恵まれている点だと認識しています。映画の中でも、この出っ歯があるから良い発声ができて歌がうまく歌えるのだと言っています。

明石家さんまさんも出っ歯が自分の個性だと認識して、それがなくなるのは「個性が死んじゃうがな〜」と行って笑いをとっています。

皆さんは、自分にコンプレックスありますよね?

出っ歯?
顔がでかい
肌が荒れている?
鼻が低い?
足が短い?
両親の愛に恵まれなかった?
小さい頃は貧乏生活だった?

これらのことをポジティブな意味に言い換えたらどうでしょう?

これらのことがあったから今の自分が存在しているんだ!と考えたらどうでしょう?

モノには両面あるので、どう解釈するかは自分の考え方次第です!


(3)自分のした親切を認識する

恵まれている点を数えるのは、どうしても他人と比較することが多くなってしまいます。

本来は他人と比較できないような事柄について恵まれている点を数える方が良いのですが、自分のした親切を認識するというのは、自分が主体なので簡単です。

「幸せってなんだっけ?」について少し書いていますので参考にしてみてください

他人に親切にすること

第一に、他人に親切にすることです。

そして、自分がした親切を認識することです。


■親切だったよなーって思うこと

第二に、なんとなくしたことであっても、自分がしたことは、他人にとって

は親切だったよなーって思うことです。

これだけでも、人はポジティブな感情を持ちやすくなります。


映画の中のフレディ・マーキュリーが他人に親切にしたか・・・。

うーん、してないな〜(笑)

どちらかというとメンバーや恋人や家族に迷惑ばかりかけてたかな〜。


(7)自然とのつながりを持つ

最後は、自然とのつながりを持つということですが、日頃、普通に生活していると、パソコンやスマホや人間や街の広告を見るだけで、なかなか、空や森を見ることができません。

なので、たまには空を見上げて、雲の動きや風の動きに着目してみましょう
ということです。

たまに、人と会話している時に、「最近、裸足で土の上に立ちました?」
と聞くと、「1年ぐらい裸足では立ってないかも?」という答えが返ってきます。

裸足で土の上に立つ、海に入ってみる、川に入ってみるというように自然とつながりを持つとポジティブ感情が生まれると言われています。

ですので、たまには、こんな感じで自然に触れてみましょう。

映画の中ではありませんが、いや、映画の中なのかなー、本編が終わると「Don't Stop Me Now」が流れて、制作スタッフなどのクレジットが流れます。


その後に「Show must go on(ショーを続けなければならない)」という曲が流れます。「Show must go on」は、実質的にQUEEN最後のアルバム「イニュエンドウ」に収録された曲で、フレディ・マーキュリーはこのアルバムのリリース後すぐに亡くなってしまいます。

この「イニュエンドウ」というアルバムは、スイスのモントルーのレマン湖のそばにあるスタジオで録音されたのですが、フレディ・マーキュリーはこのレマン湖畔の街モントルーが好きだったようです。

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まあ、かなりのこじつけですが、フレディはこんな自然が豊かで風光明媚な街が好きだったというのは、自然との繋がりを感じていたのかもしれませんね。


この動画は「ねこあるき」さんが晩年のフレディ映像を編集し、歌詞も意訳されたものですが、僕はフレディの気持ちになると、とっても泣けてくる動画です。是非日本語字幕付きでご覧ください。


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