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「幸せーってなんだーっけ?、なんだーっけ?」と聞いてわかる人は、昭和生まれですね?(笑)

平成生まれだと「なにそれ?」って感じでしょう。

「幸せーってなんだーっけ?、なんだーっけ?」というのは、明石家さんまさんのTVコマーシャルですね。

昔、ビジネススクールや企業で「BtoBマーケティング」を教えていました。

BtoBマーケティングを説明するのにたとえ話として、よく婚活の話をしていました。

例えば、

合コンで座る場所とマーケティングのポジショニング戦略は似ているとか、
どんな異性でも良くて好きになった人が好みですという人は、顧客分析が出来ていないので結婚が遠くなる、などと言っていました。

あの当時は「婚活マーケティング」という講座をやろうかとも思っていました(遠い目)

その中で重要なこととして「ビジネス(仕事)は顧客を喜ばせることが本質であり、顧客を満足させられる自分に満足する気持ちが、また新しい顧客を引き寄せる」と言っていました。

これは、恋愛や婚活で言うと「恋愛や婚活は相手を幸せにすることが本質であり、相手を幸せにする自分に幸せを感じるのが重要だ」と言っていました。

よく、婚活する人で、「私を幸せにしてくれる人を探している」という人が居ますが、こうゆう人は難しいですね(笑)

私を幸せにしてくれる人を探すのではなくて、「私が幸せにしてあげたい人を探す」というアプローチの方が良いのです。

幸せは与えてもらうのではなく、与えるものだということに気づいた瞬間に、良い出会いがやってくるなんて話をしていました。

幸せになるための重要キーワードの一つは、間違いなく「幸せを与えること」です。


で、「幸せってなんだっけ?」ってなりますよね?(笑)

じゃ、「そもそも【幸せ】の基準ってなんだ?」ってことになります。


幸せのものさし

昔、竹内まりあのドラマの主題曲だった『幸せのものさし』の歌詞で、
”幸せの基準はかるものさし、自分の心の中にあるのさ”
”足りないものを数えるくらいなら、足りてるものを数えてごらんよ”
と歌っていました。

要するに、幸せってのは、人それぞれで、例えば、以下に挙げたようなことが幸せだと思う人もいれば、そうでない人もいるということです。

・お金持ちだから幸せ?
・有名人だから幸せ?
・大都会の高層マンションで毎晩パーティしてるから幸せ?
・大企業で安定した会社員だから幸せ?
・公務員で安定しているから幸せ?
・沖縄でカフェを経営しているから幸せ?
・北海道で新鮮な野菜を育てているから幸せ?
・海外で仕事をしているから幸せ?

たぶん、

・お金があっても無くなる不安
・お金にしか価値を見いだせない人しか自分に寄ってこない不幸せ
・有名人でもプライベートがない不幸せ
・安定していても刺激がない不幸せ
・自然の中に生きていても交通の不便の不幸せ

それぞれの立場でそれぞれの事柄におけるトレードオフ(あちらを立てればこちらが立たずという状況)があると思うのです。

ということは、自分が幸せであるかどうかを確認するためには、自分の中の幸せのものさしを作ることが重要だということです。

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このものさしはあくまでも自分だけのものさしであり、他人にも当てはめられるようなものではないということですし、そもそも他人と似通ったものさしではよろしくないのかもしれません。

あと、ものさしの目盛も自分なりで良いわけです。

「自然の中で暮らすのが幸せ」というモノサシにおいて「自然の豊かさ」は目盛なので、ちょっとした自然で良い人もいれば、大自然の中が良い人もいるということです。

お金の話だともっとわかりやすいですかね。

「年収が高いと幸せ」というモノサシにおいて「年収の多寡」は目盛なので、1000万円が良い人もいれば、300万円が良い人もいれば、1億円が良い人もいるということです。

このように、他人にも当てはめられるものさしだと他人と比較することになってしまうからイマイチなモノサシかもしれません。

誰かよりお金があるとか無いとかではなく、誰かより良い生活をしているとかしていないとかではなく、誰かより有名だとかそうでないとかではないのです。


幸せであることに気づくこと

自分のための自分だけのものさしがあれば、自分が幸せであることに気づけるのです!

要するに、幸せになるための重要キーワードは、”幸せであることに気づくこと”なんです!

たった、それだけ(笑)

でも、難しいよねー。

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