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2020年#2 天才を殺す凡人

これもかなりおすすめと言う評価だったので読んでみたが、物語全般的には「夢を叶えるゾウ」のパクリ感が拭えなかった。

内容は面白くて、「凡人、秀才、天才」の3パターンの人間についての説明と扱い方についてずっと書いてあった。

3パターンにはそれぞれ才能があり、凡人には共感性、秀才には再現性、天才には創造性という武器を持っている。各個人の中でもこの共感性、再現性、創造性を持っていて、その割合によって凡人、秀才、天才に分かれる。

天才は創造性はあるが、新し過ぎて凡人からの共感がなかなか受けられないという悩みを持ち、やがて秀才が天才の産んだ創造性に、再現性を持たせるようになり、会社なども秀才によって踏襲されることが多いらしい。

凡人、秀才、天才はジャンケンのようにお互いにプラスの感情とマイナスの感情を持ち合っているけど、お互いを繋ぐ役割をできる人材を間に挟むことで上手くいくらしい。

これを読んでると、自分は天才になりたがってる秀才タイプなんかなって感じた。創造性を欲しがってるけど、本物の天才にはなれないな〜って高校くらいから思い出した。でもそれでも天才に憧れて努力するってのも良いなと「左利きのエレン」読んで思った。(左利きのエレンめちゃ面白いよ、ジャンププラスで全部読めるよ)

凡人ってのもこの本の中では悪い意味ではなくて、1つの個性として書かれてたので面白かった。

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