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事業会社と社労士がクラウド導入支援をやることの違いとは。

 社労士事務所が導入支援をやらない方がよい理由(というかやってもいいけど留意点があります…って話)です。僕は以前に自分自身が社労士事務所で導入支援をやってきましたし、あまりこれは賛成ではありません(ポジショントーク抜きで)。
 まず手牌が違い過ぎますよね笑
 置かれてる環境というか外部からの見え方が違うんだから、おんなじようにやっててもダメというか、そのあたりがポイントです。
 
 たとえばなんですが社労士だとまず「先生」を期待されてるわけで、顧客からすると、割と「わからんことは教えてほしい、それにお金払ってんだ」というスタンスになりがちです。つまり、導入支援には労務とITの知識の双方が必要と考えると、ITにも詳しくないと本業も詳しくないんじゃない?説明下手じゃない?とかのリスクがあるわけですね。
 反対に、実施するのがIT企業だとどうでしょう。まさか労務のことを知ってる、詳しいなんて思わないわけです。それがなおかつ商談時や導入支援時に詳しかったらどうでしょう?社労士の回答しか信じない!って前時代的な方は少ないのではないでしょうか。
 さらに、導入支援が必要な企業の課題って、まず法令遵守するところからが必要、という状況なので泥沼高度な労務知識ではなく、ごく当たり前のもので良いわけですね。ここからしてまず違う。そこまで掘り下げなくても足りる、というのもポイントですね。
 かくいう僕も、導入支援は社労士がやるのが非常に優位だと考えて取り組んでいました。実際にやってみて、当時思ったよりもうまくいかなかったので、いくつかその理由を記載します。

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